昨日から線状降水帯ができる恐れが~とテレビが騒がしい。
大雨になる予報のようだ。
あまり大雨がひどいようなら塾もやるかどうかを考えないといけないが、雨降りの塾はほとんどの子が送迎だから、あまり気にし過ぎる必要はないかもしれない。
・・・と考えるのが前時代的なのかもしれない。
今は大雨警報でも学校は敏感に反応する時代。
危険が予想されているならば空振りを恐れずにそれを避けることが大事である。
基本的には今日の授業を中止にはしない方向だが、やると決めてかからず夕方まで慎重に様子を見きわめようと思う。
幸い、かつてのように一軒一軒電話をかけなければいけないということもない。
電話と言えば、21世紀に入っても塾生からの高校合格報告は電話だった。
あのころは塾生から一斉に電話がかかってつながらず、迷惑をかけたこともあった(2回線用意していたのだが)。
各高校で合格発表を見た人がみんな一斉に携帯を使うものだから高校付近での回線状況も悪く(私も高校を回っているし生徒は当然、高校にいる)、それで電話がつながっても声がお互いに聞こえないなんてこともあった。
いっぽう、彼らのほうが気を利かして電話をまわし、1回の通話で数人が報告してくれたなんてこともあった。
その点、今は便利なものだ。
合格発表の現場でも携帯で通話している人もあまり見なくなった。
そもそも午前9時に現地で合格番号掲示を見るという習慣自体がWEB出願システムによる発表の定着でなくなるかもしれない。
他県ではすでにネットだけにしたところもあるという。
この春(2024年春)の入試でも、うちの塾生にはWEB出願システムで合否結果を確認してから番号を見に来たという生徒もいたぐらいのものだ。
(当たり前だが本人でない私はWEB出願システムで確認しようがない(笑)ので午前9時きっかりに北高の発表現場に立っていたのだが)
この地区の高校はまだすぐ後に合格者説明会があるところが多いので午前9時台(高校によりばらつきがある)には高校に行かなければならない(どうせ同じような時間に高校に行くのだから現地で発表を見ようということになるかもしれない)が、岐阜地区の高校では合格者説明会を午後にしている高校が多いようだ。
そうなるといよいよ午前9時に高校に出向く理由がなくなる。
午前中は高校に行くのでなくWEB出願システムで合格を確認して中学校に報告に行くなんて子もいる(いた)だろう。
来春いきなり現地での発表が廃止されることはおそらくないだろうが、数年先には岐阜県でも現地での番号掲示がなくなるかもしれない。
(なお報道によれば今後も現地での合格発表をネットと並行して行う予定だと明言している県もある。岐阜県教委からは、いずれどうするこうするという声明は聞かれないが)
どうなるか、分からない。
たとえば来春(2025年春)どうなるか、そういう「細かいこと」は入学者選抜要項(昨年は9月発表)が出ないと分からないだろう。
それには書いてあるはずだ。