卒業式も終え、一昨日の土曜日からは何もない期間となった中3生。
これがこのあと木曜日まで続く。
合格発表は
2025年3月14日(金)午前9時。
「進学校に行く生徒はもう次の勉強が始まっているぞ」という方もおられてそれはそれで正論だと思うが、ずっと受験勉強を続けてきた彼らには合格発表までの間くらい、何もない空白の期間を楽しんでほしいなと(甘いのかもしれないが)思う。
これが数年前の待機期間が2週間以上あったときならちょっと違った。
あまりにも長いので(あのころのコロナの隔離期間を想定しての追検査日程だったのでそれは仕方がなかったのだが)ずっと何もせず遊び続けることで修正できないくらい調子が狂ってしまうおそれがあった。
だからその長い期間後半ぐらいは何らかの勉強をしておくことをすすめたりもした。
今はほぼコロナ禍前の状態に戻った。
しかも金曜日までは学校があったわけだから(最後のほうはほぼ式練習と式本番だけだっただろうが)空白の期間は丸1週間もない。
ゆっくりしてもらっていいと私は思う。
ただ、進学校に進む生徒は合格発表日から切り替えは必要だ。
春休みも宿題や予習などで程よく頭を動かしておいてほしい。
高校入試での差などこの先の学習量からしたら微々たるものだ。
高校入試のときの点数からは想像もできないレベルの大学に合格した生徒も結構見てきた。
そうかと思えばアキグチノボル氏のように余裕の成績で入ったつもりが入学後いきなり窮地に立たされた人も知っている。
高校入試はゴールではなく、スタートラインでの立ち位置を巡る争いに過ぎない。
これからが本当に大切だ。
この先も塾・予備校に行くにしろ行かないにしろ、自分の力でこれからの戦いを乗り越える気概は持っていてほしいと思う。