私立高校の入学金無償化(愛知県の話ですが)
愛知県が私立高校の入学金無償化に乗り出すというニュース。
私立高校の入学納付金、所得制限設けず一律支援 愛知県が全国初の試み、大半の家庭が無償:中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1200799
2026年度から国が私立高の授業料を無償化するのに合わせ、愛知県は私立高の入学時に保護者が支払う入学納付金を実質無償化する独自施策を始める。
26年度からは所得制限を撤廃し、最大20万円を補助する。県によると、愛知県内の私立高55校のうち、46校は入学納付金が20万円以下という。
この春から国が始めるのは「高校授業料無償化」。
授業料以外の経費、一番はっきり分かりやすいところで入学金が公立と私立で全然違うことは以前も書いた。
愛知県では既に所得制限付きで入学金支援をしており、この所得制限を撤廃すると。
「大半の家庭が無償」と言っているのは所得制限の問題では無く、最大20万円の補助額を超える高校があるからだろう。
一例を挙げれば滝高校が22万円である。
しかし55校のうち46校で入学金は20万円以下というから大半は枠内に収まっている。
枠外に出ている高校でも20万円まで支援されるなら大幅な負担軽減だろう。
これまで既に所得制限付きながら20万円までの支援をしていた愛知県だからここまでできるということか。
いっぽう岐阜県では、今年度までの愛知県よりも厳しい所得制限付きで5万円までの支援にとどまっている。
今後、岐阜県でも入学金支援の拡大を求める声や進める動きは出てくるだろうか。
このニュースは愛知県の政策の話である。
たとえばさっき例に出した滝高校に岐阜県民であるこの地区の子が入っても入学金は無償にはならない。
こういう格差が生じることになる。
公立高校のタブレットは自己負担になり私立高校の入学金の支援拡大したらいよいよ私立高校に偏った追い風になり、公立高校を運営する県側も判断が難しいところかもしれないが。
先日出た進路希望状況を見ても、今春の公立高校全体の倍率も1倍を切ることは間違いなさそうなのである。

