今日の朝刊各紙に掲載されていましたね。
県教委のサイトからも確認できます。
ここですね(いつものように(苦笑)PDFファイルですので注意してください)。
日程については周知のことで特筆することもありませんし
あと何日で入試がやって来るのか知りたい方は
このサイト右下のところで
カウントダウンも(ひっそりと)掲載しておりますので
(さすがに上の方に載せるのはもう少し先にしようかなと目立たない位置に(^_^;))
興味のある方はチェックしてください。
注目の(?)来春入試の変更点は2つ。
1.加納高校の美術科と音楽科の特色化の枠が
最大で定員の100%までに拡大。
ご存じのように今までは50%が特色化定員の上限でしたが
加納の美術科と音楽科だけ100%まで拡げることが
できるようになりました。
実際に枠を決めるのは7月でしょうけど
こんなピンポイントで変えるわけですから、
たぶん100%にするんでしょう。
そうなると、特色化選抜だけで決まっちゃう!?
単純に考えるとそうなりますが、単純に考えなければ・・・
興味があるのは、仮に特色化選抜の枠を100%とした場合、
一般選抜をやるのかどうか。
つまり、特色化選抜で定員が埋まらないケースで
(志願者が少なかった、または合格者を枠いっぱいまで出さなかった場合などで)
一般選抜をやるのかどうかですね。
一般選抜は
「入学定員から特色化選抜の合格者数を減じた数」で募集するわけですから
論理的には、特色化選抜で100%と言いながら一般選抜の要項も発表しておき、
特色化で定員が埋まらなかった(埋めなかった)場合、
あたかも二次募集のように一般選抜をやるということも
考えられないわけではないわけです。まあ、考え過ぎかな(^_^;)
2.英語科の通学区域が(職業科と同じように)県内全域に。
ただし、「英語科」があるのは各務原高校だけ。
今まで英語科には普通科・理数科と同じように
学区の制限があったわけですが
それが無くなったということです。
西濃学区からだと、
これまでは一般選抜には出願できなかったが
それができるようになったということになります。
特色化選抜は隣接学区だったので今までも出願できましたね。
でもまあ、実際のところ、ウチの塾生にはあまり関係がないかな・・・。
実はこれも興味深いことが一つ。
各務原高校には英語科のほか、普通科・理数科があります。
で、一般選抜では第二志望まで書くことが出来ます(特色化では出来ませんね)。
(ア)第一志望・英語科(or理数科)、第二志望・普通科とか
(イ)第一志望・普通科、第二志望・英語科(or理数科)
ということが、一般選抜では可能なわけです。
私が注目したいのは(ア)のケース。
一般選抜で西濃学区から英語科を受験した生徒が
アのように書いて出願することが出来るのか、
そしてその場合、第二志望の普通科にまわることはあり得るのかという点です。
もしできるなら、学区外から一般選抜で普通科に進学が可能ということになり
学区制度の盲点ということになりますし、
学区外からの生徒に限って第二志望(普通科)が書けないということだと、
学区外からの英語科希望者は(合否という点では)不利になります。
このあたり、どうなっているのかなあと思った次第です。
これを考える上で参考になる例として、
普通科と職業科を併設している高校があります。
このあたりだと海津明誠がそれにあたるわけですが、
海津明誠では一般選抜で第二志望の記入を認めていませんね。
他はどうなっているのかな(時間がないので後で調べます)。
各務原高校も海津明誠のように第二志望を認めないことになるのか。
7月の発表に注目しましょう。
まあおそらく現行制度最後の年になるということもあってか
来春入試の変更はピンポイントなものばかりで
塾生にはあまり関係がない可能性が高いとはいえ
なかなか考えさせる動きではありました。
とりあえず、ここまで。また追記する予定です。