春期特訓講座は第2タームへ/今日も卒業生が来訪

春期個別特訓講座、今日までが第1ターム。
明日からが第2ターム。
今年の春期講座は例年以上に午前の時間の希望者が多い。
逆に土日の選択者は少ない。
部活動もできない中、時間が自由に使える子が多いということの表れだろう。
逆に昨日(日曜日)の夜の最後のコマは希望者ゼロだった。
普段なら部活動で忙しい子が選択するコマである。
 
今日の午前中は春期講座のコマはもともとなかったが、以前から来訪の「予約」をもらっていた第20期生の2人が来訪してくれた。
ウチの塾の「第20期生」は、この春、高校を卒業した世代である。
今日来た2人は塾にいた頃は全く交流がなかったが(確かに傍から見ていてもよそよそしい感じで、うちとけている様子も全くなかった)、東高に入って半年ほどたってからしゃべるようになり、以後は友達だという。
そういう人間関係って面白いなと思うが、昔の卒業生にもそういう子たちがいた。
 
その昔の2人は今日の2人と同じくやはり東高の卒業生女子だったが、高校に入ってから友達になり、大学も出て社会人になって数年してから突然、夜の授業後に2人して現れたのだった。
やってきた時間帯とその組み合わせに驚いた記憶が懐かしい。
あの2人はともに医療系の仕事だったはず。
今は大変な時期だと思うが元気にしているだろうか。
 
閑話休題。
今日の彼女たちは2人とも愛知県の私大への合格・進学が決まっているとのこと。
合格・進学おめでとうございます。
 
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1人は本命校に合格した(南山大・法)が、もう1人は残念ながら第一志望ではなかったようだ。
ただ、高2のときに語っていた資格を取るという目的がはっきりした進学で、そこは外していない進学先であるから、大学が第一志望であったかどうかにこだわらず、前を向いて進んでほしいと思う。
というか本人もそのつもりだろう。
次の山に向かって頑張ってほしい。
 
ぶれずに自分のやりたいことで受験校を選ぶ姿勢は立派だ。
自分も大学受験生のときは法学部(法律学科)しか受験しなかった。
併願の私大であっても政治学科や経済学部や文学部などは全く受けていない。
自分が大学で何を学ぶか決まっていればそういう受験先にしかならないのである。
もっとも、あの当時の一途さというか頑固さはどこ吹く風で現在は全く畑違いの仕事をしているのだが、この際それは棚に上げよう(^^;)
  
南山と名大は「隣の大学」なので自分の記憶も語った。
私の頃は名城線がまだ環状化していなかったので、八事日赤駅も名古屋大学駅もなく、隣どうしと言っても通学ルートが違っていた。
南山生は鶴舞線で八事、名大生は東山線で本山。
南と北、反対方向から丘を目指す感じだった。
今はどちらもJRを金山で降りて名城線というルートだろう。
どっちの学生も便利すぎて運動不足になりそうだ。
(本山→名大は坂を上って15分もかかった。面倒だった いい運動であった。)
もう一人の子は星ヶ丘かなと思ったら藤が丘まで行ってバスだという。
東山線だ。
かつての東山線は名駅から栄までが地獄であった。
しかもあの当時は朝晩のラッシュに限ってエアコンのついていない(懐かしの真っ黄色の古い)車両も走っていたのだから、今思うと全く信じられない。
当時と比較すると名城線の環状化以外にも鶴舞線が名鉄犬山線と相互乗り入れするようになったり桜通線が長くなるなど名古屋の地下鉄の環境も全く変わっているが(年齢が分かりそうな記述だ。それにしても大昔だな…)、今はどうなのだろう。
(名古屋の地下鉄に通勤・通学時間に乗らなくなってン十年、今や地下鉄を使うといえばナゴヤドームに野球を見に行くときくらいだろうか。そのナゴヤドームも最近では くそ弱い 世代交代を図りチーム再建途上のドラゴンズを生温かく見守る姿勢に転じてからは以前ほど行かなくなった。さらに今年はこの新型コロナウイルス騒ぎでますます公共交通機関の利用を避けたくなっている。最近の移動は専ら車である。次に電車や地下鉄に乗るのはいつになるだろうか。)
 
 
さて彼女ら、進学が決まっているのはよいが、肝心の大学がこの状況で始まらない。
4月下旬開始とのことだが、この調子だと5月になるかもしれない。
実に可哀想な話だ。
貴重な4年間のそれも瑞々しい前半の最初がこうして潰されていく。
本当に恨めしい新型コロナウイルスである。
   
とりとめのない話をしていたら、一人のお腹がこちらもはっきり分かるくらいの音を立てて(笑)鳴ったのでお開きにすることにした。
彼女たちを外に送り出してからはっと気付いて慌てて呼び戻す。
写真を撮っていない。
第21期生から使い始めたので彼女たちは存在も知らなかっただろう幟がたまたま部屋に立てかけてあったので、持ってもらい、写真を撮る。
  
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このポーズは彼女らの提案である。
始まりがおかしなことになってしまっているが、大学生活の4年間などあっという間だ。
存分に学生生活を楽しんでほしい。
   
 
夕方になって、この春の卒業生が1名来訪。
この春ただ一人、南高に合格した子だ。
続々と入試得点情報を提供してくれる卒業生が来る中、彼からはなかなか連絡がなかったので、塾生である妹さんに先日様子を聞いてみたりして待っていたのだった。
 
南高は今日から得点開示とのこと。
高校で配られた開示に関するお知らせ文書を見せてもらったが、驚くことに合計8日間しか開示日がない。
しかも高校が始まってからは放課後の限られた時間(30分ほど)限定だ。
彼は合格しているから何の問題もないとはいえ、この開示日程は「遅い」「短い」の2点であまりに酷いのではないだろうか。
そもそも県教委が設計した制度上は合格発表の翌日から1か月が得点の開示期間なのだ。
現場のこのような恣意的な運用は、制度の根幹にかかわる重大事だと思う。
逆に高校側に年度末・年度初めで業務に追われて開示に人がまわせない事情があるなら、県教委の制度設計に無理があるということになろう。
1か月間という得点開示期間が適切なのかどうかも含めて検討してほしいものだ。
 
彼からは赤ボールペンをもらった。
先日のブログ記事を読んでくれたのだろうか。
日々必要な商売道具なのでありがたくいただいておく。
高校には荒尾駅から通うそうだ。
男子だから元気に自転車で…と思っていたので意外だった。
美濃赤坂線、決して便利とは言えないダイヤの路線だ。
面倒だなと思うときもあるかもしれないが、頑張って通学してほしい。