小中学生も春休みに入る。
「も」と書いたのは高校生・大学生は既に春休み(状態)だろうからだ。
中3生(中学卒業生)はもう入試の合格発表も終わってのんびり春休み。
高3生も同じか。
高1高2生は先月期末考査を終えたあと、高校入試などの関係もあって自宅学習期間とか登校禁止期間とかいう事実上の春休み状態が3月初めから続いているはず。
大学生はもう少し早くから春休みだろうか。
だから3月は上旬から平日にも若者をあちこちで見かけることが多かった。
若者がテストや入試から解放されて浮かれた感じのこの時期、定期テストがしばらくなくて入試は終わったばかりだし、ということで塾も浮かれてもいいところかもしれないが、そうはいかない(といいながらこの前はここでずいぶん浮かれていた気もするがそれは気持ちの問題であり…)。
学校の休みは塾の仕事の日というのは開校以来の原則(例外はGWとお盆とお正月)。
春休みには春期講習をやる。
といいつつ、この塾が開校した四半世紀前には春期講習をやっていなかった。
春期講習をやり始めたのはいつ頃からだろう。
大昔に春期講習をやっていなかったのは、やりたくなかったわけではなく、春はどう講習の予定を組んだらいいのか悩んでいたからである。
夏期や冬期のように本格的に講習授業をするにはあまり時間が取れない。
(春休み、中3生に昼間の固定した長時間枠に毎日塾に来て、とは言えない。部活動その他もあるだろう)
また、春休みの間にご入塾されたい方に講習中に入っていただく(講習の授業の途中からになる)か、講習の終わりを待って入っていただくかという選択を迫ることにもなってしまう。
とまあ諸般の事情をずっと考えてきて、今のスタイルになった。
「春期個別特訓講習」
これなら「個別」なので途中からでも無理なく調整も特に必要なくスムーズに入っていただける。
時間選択制なので家の都合や部活の都合に合わせて来てもらえる。
夜は学期の間と同じように普通授業をやるので新学期からの内容にも一部入れる。
さらに中3に関しては1学期の入試対策「基礎力充実講習」の内容の消化もしている。
今年ももう進みの順調な何人かの生徒には基礎力充実講習のテキストに入ってもらっている。
いいこと尽くし。
何年も考え抜いた甲斐があった(大げさな)。
今のこのスタイルがいいので今後も春はこれで行くつもり。