料金に対する誠実さ

賢学塾の開校の精神の一つに
「誠実に徹した料金体系」というものがあります。
先日出した広告にも(例年通り)このように謳っております。
 
Ryokingensoku
 
私塾として健全に維持運営していくためには、
塾生のご家庭に一定のご負担をお願いすることは避けられませんから、
「どこよりも安く」「○○よりも安く」などとは決して喧伝いたしませんが、
ご負担いただく費用は包み隠さずすべてオープンにしよう、
広告にもすべてをきちんと掲載していこうと、
どこの誰かに言われたわけでもなく、
自分の心に決めてずっと貫いてやってまいりました。
実際、この塾の受講料については、
日曜日に出した折込広告やこのウェブサイトのページに掲載したとおりで、
いつもすべてが明らかにされていますから、どうぞご安心ください。
 
初めて塾選びをされる方の中には
「そんなことは当たり前ではないか」と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし、これは中学生、特に中3生のお子さんを
お持ちの保護者様にはすぐにご理解いただける話ですが、
現在、ほとんどすべてといっていい学習塾において、
宣伝広告に掲載されている「月々の授業料」だけでは
お子さまの年間通塾費用の計算が全く立たない状態になっています。
 
ある塾の授業料が月額15,000円だというので
「安い塾だ」と思ってお子さんを入れようと決めたところ、
いざ申し込む段階になって、
維持管理費と諸経費として毎月2,500円、
テスト代に毎月2,500円かかると説明され、
結局、月々の支払いは20,000円になってしまいました、
 
というような「分かりにくい」ことは、ほとんど普通にあることなのです。
これが中3になるとさらに金額が膨らみ、
夏期・冬期の講座のほか、入試対策だ、○○特訓だ、と
正規の授業料以外にその都度払いの支出が大幅に増える塾がほとんど。
もちろん、そうやって別にお金をいただくだけの指導を
どこの塾も当然やっておられるだろうとは思いますが、
そもそも中3生に高校入試対策をするのは、塾として当たり前
それを期待しないで中学生のお子さんを塾に入れるご家庭は
ほとんどないでしょう。
当たり前の指導に敢えて別料金をいただくというのは
おかしいことではないのか。
賢学塾の料金に対する考え方の原点は、そこにあります。
 
塾通いは、決して小さくない「お買い物」です。
たとえば車を買われるときには、
多くの方が数店まわって見積もりを取った上で比較検討されるでしょう。
車もまた、本体価格だけでは判断できず
どの車にも諸経費や税がかかり、さらにオプションをつけたりすれば、
本体価格とはずいぶん違った総支払額になります。
塾の多くもこれとほぼ同じ状態になっていると考えていただければ
ご理解いただけるでしょうか。
そこで、どの塾を選ばれるにせよ、はんこを押される前に、
見積もりを取られてはいかがでしょう。
賢学塾は、お見積もりを出すまでもなく、
はっきりと年間にかかるすべての費用をお示ししておりますし、
さらに分かりやすく月々のお支払いを一覧表にしたものも
ご用意しておりますので、いつでもすぐにお出しできる状態にしております。
 
いつの日か、それが「塾業界の常識」になることを祈りつつ。