小学校の教科書がこの春から変わったのに続いて、中学校の教科書が来年春(2025年度から)変わる。
小改訂の年なので採択される会社もその内容も指導要領改定時のような大変革はないはずだが・・・
気になっている点が2つある。
1つは数学の教科書。
この地区だけでなく岐阜県で広く長く採用されてきた大日本図書の教科書は2025年度から使えなくなるはず(出版社の採用にまつわる不祥事で文科省が検定不合格処分にしたはず)。
「大日本図書」の中学教科書発行認めず…藤井寺市の汚職受け、文科省が罰則初適用へ : 読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230308-OYT1T50413/
大日本図書の代わりはどこになるのだろう。
大昔、この地区の算数・数学で啓林館を使っていた覚えもあるが私の記憶違いかもしれない。
既にこの春、県内の他地区で小学校の算数の教科書を大日本図書から東京書籍に切り替えたところがあるようだが(小学校の教科書は文科省の処分決定前の検定合格だったので改訂された今年からも大日本図書が使える。この地区の小学校の算数はこの春からも大日本図書)、それが中学校の採択や県内全体に影響するかどうか。
2つめは理科の教科書。
私がこの仕事をしてきてからずっと長い間、理科は一貫して東京書籍だったと思うが、前回改訂(新指導要領実施に伴う大改訂)からこの地区は啓林館に変わった。
啓林館に変わっても東京書籍のときの分野の順番で教えていたりしていて、現場はなんだかしっくりきていない感じだが、どうなんだろう。
2025年度以降も啓林館なのか、それとも東京書籍に戻るのか。
(他の出版社かもしれないが)
2つだけに注目したが、他の教科でも変わる可能性は無いとはいえないので注目している(というかこちらはこういうことに関してただひたすら受け身なので身構えている)。
教科書の改訂に合わせてうちの塾もテキストの採用について改めて考えないといけない。
教科書ではないので塾用テキストは毎年変えてもいいぐらいだが、毎年変えるとこちらも後々面倒だ。
かといってずっと同じものを使っているのがよいということもない。
塾用テキストの方も改訂とともに内容が変遷しており、中には愛用していたのにこちらががっかりする内容に変わってしまったものもある(仕方がないことだが)。
来春以後の塾用テキストのほうも(教科書が小改訂なので)内容が大きく変わることはないと思うが、教科書改訂の年というのはテキストも改訂されることが多いので見直しの一つのきっかけになる。
よくよく吟味して判断したい。
それにしても春爛漫だ。
今日の午前は徐々に暑いくらいになってきた。
散歩に出かけても沿道にはたくさんの花が咲いており、大変楽しい。
いろんな花があるものだ。
散歩をする習慣ができたのは3年前に倒れてから。
花をよく観察する習慣ができたのもその散歩をし始めるようになってから。
車でただ通過するだけだったところも歩いてみるといろいろ新しい発見がある。
倒れる前は「休みは車でできるだけ遠くに出かけたい」人だったが、最近はそんなこともなくなった。
「休みは平日よりもたくさん歩きたい」人になった。
ちょっと離れたところに出かけても歩いている。
思えば子どもの頃はよく歩いていた。
小学校が遠く、子どもの足で30分以上歩かなければならなかった。
(小4から住んだのは大垣市南部の、田んぼの中に家がぽつぽつ建っている田舎である。宇留生小にいたのは小1まで)
そんな長い道のりだったから、学校帰りにいろんなことをして遊んだ記憶がある。
いろんな思い出が脳裏によみがえる。
すべてがなつかしい。
その一つ一つでこのブログの記事が書けそうだ。
いずれどこかで書くことにしよう。