年度の変わり目

賢学塾の年度末は3月10日です。

これは高校入試(の一般選抜)に向けて

最後の最後まで中3生の指導が出来るようにと

設定した区切りです。

世間の塾はどうなんでしょう。

いろいろだと思いますが、

月末締めの塾が多いように聞きます。

しかし、月末締めは分かりやすい反面

高校受験生の指導という点では

弊害も無視できないように思います。

2月末で指導を終わらせてしまえば、

入試までの最後の10日余りは

放っておくということになってしまうからです。

もちろん、土日などフルに活用して

入試直前まで延長して指導することは出来るでしょう。

しかし、そのとき塾の体制は、

もう新学年の時間割になっていますから

どうしても片手間になりがちです。

私は入試前最後の10日間というのは

ひじょうに大切だと思っていますから

そんな中途半端なことは出来ません。

かといって3月末までの契約ということにすると

どうでしょう。

今度は入試後をどう過ごすかが問題になります。

入試後も授業を続け、

高校進学に備えるという方法もあります。

私もそれには賛成なのですが、

進学先は普通科ばかりでなく職業科の子もいて、

中には進学先の部活から早くも練習に参加しなさいと

言われる子もいます。

入試が終わるまで我慢していた

家族や友達との遠出を計画している子もいます。

やはりここはすぱっと入試で終わるのが一番ではないか。

そう考えました。

開塾当初、岐阜県の公立高校一般入試は

3月10日~15日頃でした。
(ちなみに当時はまだ特色化選抜はなく、職業科の推薦入試があった時代です。)

そこで、年度の終わりを3月10日としたのです。

賢学塾は、入試前日まできっちり見届けて

生徒たちを送り出したいと考えています。

入試前日までやれるだけのことをやってあげたいと

考えています。

そのため、年度の終わりを3月10日としているわけです。

新年度は、その次の週からです。

岐阜県の高校入試をずっと見続けてきた人間が選ぶ

最適の切り替え時期だと思っています。