2025岐阜県教育のすがたというのが2025年7月2日に岐阜県教育委員会から出ていた。
以下はその中にある卒業後の進路の内訳を示したグラフ。
上のグラフの左側(中学校卒業後の進路)はさておき、右側(高校卒業後の進路)の比率を見て、以下のグラフと比較すると、見事なほどだいたいの割合が一致する(細かい数字はもちろん違うが)ことに気づく。
このグラフ、先日ここでも紹介した大垣商業高校の令和5年度の進路状況である。
つまり大商は岐阜県内の普通科進学校から専門学科(職業科)、定時制や通信制まですべてひっくるめた高校の中で平均的な進路状況だということになるだろうか。
国立大学への進学から就職まで、岐阜県の高校生全体の幅広い進路状況を一つの高校で体現している高校というとちょっと言い過ぎだろうか。
実際にはもちろん医学部医学科(医者になる学科)に進む卒業生はいないはずだし、具体的な大学名で言えばたとえば東京一科や早慶上智に進む生徒はいないだろうからすべてを網羅しているわけではないだろうが、大枠で見たら興味深い結果だなあと思ったのだった。