今日の午前中は富田学園(岐阜東高校・岐阜東中学校・富田高校)の説明会に行ってきた。
岐阜東と富田は同じ敷地に立っている同じ学園の経営する姉妹校だ。
もともと岐阜東が男子進学校、富田が女子校だったという流れで2校ある。
今では両方とも共学だ。
・・・などという説明は今の保護者世代にはもう不要かもしれない。
そういう「そもそも・・・」という説明が必要な世代はもう中学生の祖父母世代以上になっているだろうか。
だいぶん前に富田の卒業生からプロ野球選手が誕生したこともあったし、岐阜東高校の説明に今日立たれた先生(女性)は自分も岐阜東の卒業生だと語っていた。
この塾ができてしばらくは共学であることをアピールされていた(特に富田)気がするので隔世の感である。
うちの塾の辺りからは遠い(岐阜市といってももう各務原に近い)から、ここ数年はなかなか受験者が出ていないが、以前は地元の某高校(某といっても意味がないか。私立はあそこしかないから)を避けてここを公立と併願する生徒もいた。
考えてみればこの地区には荒尾駅があり、赤坂の子には美濃赤坂駅もあれば東赤坂駅もある。
岐阜駅で高山線に乗り換えて通うなら(長森駅下車)、岐阜市街の公立私立の他校(たとえば岐阜高や岐阜北や県岐商や鶯谷など)と比べると通いやすいと言えば通いやすい(車で出かけてみるとやはり遠いのだが)(岐阜駅から近いと言えば加納高校だがそれでも徒歩20分。バスという手もあるが)。
もっとも、最寄り駅は高山線だが(と書いたが1時間に2~3本出ているので美濃赤坂線ほどの惨状ではなかった)。
他方、岐阜聖徳学園高校は岐阜市内でもわりとこっちのほう(中鶉)にあるから西濃地区の人には比較的なじみがあるし、車で行くとそう遠くないように感じるが、大垣のこのあたりから実際に高校生が自分で通う(送迎してもらうのではなく)となるとそんなにすんなりとは通えない。
このあたりからならJRで西岐阜駅まで行ってからのスクールバスになるのだろうか(西岐阜駅↔岐聖高のスクールバスがある)。
綾里地区なら岐聖高から養老方面に出ているスクールバスが途中通るので直接行けるようだが。
地図では分からない現実がある。
同じ「大垣市」でも墨俣の人にとっては地元に近い距離感の岐阜聖徳学園だが、実際にはこんな感じだ。
だから併願私立で地元がよく選ばれる理由も分からなくはない。
ここからすぐそばだし。
歩いて行けなくもない(歩いて行く子はいないだろうが)。
保護者にとっては「高校にはなるべく自分で通ってほしい」のが本音だろう。
駅等までのアクセス手段がないという事情がある場合は別にして、送迎が毎日必須になるようでは困るのではないか(と書いたが割と近くの市内の高校でも家の方の送迎で通う子は少なくないようだ。あまり距離は関係ないかもしれない・・・)。
初めから毎日送迎することが前提で高校選びをするご家庭はそう多くないと思うが、今どきはそうでもない、のかどうか。