以前もどこかで書いた気がするが、春期個別特訓講習では一人ひとりに時間をかけて、じっくりと対話・問答ができる。
ほかのとき、たとえば定期テスト対策のときなど、テストまでにやるべき内容とテストの期日が決まっているので5教科のバランスを考えて他にもやることをにらみながら対応しなければならない。
場合によってはバランスを考えてそればかりにあまり時間をかけられないという内容も出てくる。
その点「ここをここまでに絶対に片づけなければならない」というものがない春期講習は、問答形式学習に慣れてもらうための絶好の機会。
極論すれば、(特にこの春から入った子は特に)問答形式学習で解答に次第に近づいていくスタイルが身につくだけでも春期講習の目的はある程度達せられたと言ってもいいぐらいのものである。
それに慣れてもらうだけでこののちの定期テスト対策も中3の入試対策もだいぶんスムーズになる。
そもそも講習をいくら開いたところでうちはそのぶん実入りが増えるという塾ではない(授業料は毎月定額)。
つまり金銭的な損得でやっているわけではない。
それでも春期講習をやっている意味は、この先の学習のために塾内で種まきしているような要素もあるのだ。
こつこつと、他の人達がやっていないときから。
これこそがうちの塾にふさわしい。
うちは(続きは自粛)。