私立高校入試の大半が終わった今週、寒波襲来で大雪の可能性も指摘されている。
大雪がないのが一番だが、寒波が来てしまうのなら入試が終わった後でよかった。
大雪の日に入試なんてことになったら受験生も高校関係者も大変だ。
来週末に入試のところもある。
積雪がないことを祈る。
公立高校入試に特色化選抜があった10年以上前、その特色化選抜は2月半ばに行われていたから、雪がちらつく日だったこともあった(3月の入試のときにもちらつく程度なら雪を見たこともあったか)。
幸い大雪の日に当たったことはなかったと記憶しているが、2月の入試にはそういうリスクもある。
そういえば大学在学中、大学入試(国立大学の二次試験・2/25)の日が大雪だった年があったと記憶している。
在校生は当然、入試の日に大学には行かない(というか後期末試験も終わって春休みに入っている)から、東山キャンパスが一面の銀世界だったのは見ていないのだが(見たかった気もする。後で写真で見た)、あのとき二次試験はどうやって運営したのだろう。
今のように大学の真ん前まで地下鉄が通っていない時代のことだ。
本山から雪道を上って大学まで歩いた受験生も大変だっただろうと思う。
そんなことを思い出していて、自分自身が積雪の中を大学まで歩いたという記憶がないことに気付く。
あるいはあったのかもしれないが、もうずいぶん昔のことで記憶が飛んでいるだけかもしれない。
そういえば先月だったか、知人に会うために名古屋まで出たときのこと。
家から最寄りの駅に向かう途中で雨が降り出してきたので傘を取りに家に戻って再び出かけた。
いったん電車に乗れば、乗り継いで名駅に着くまで傘は要らないから気にしていなかったが、名駅から外に出て、高層ビルの間から見える空がきれいな青空。
周りを見ても誰も傘を持っていないことに気づく。
道を歩く人をしばらく観察しても、大勢の人のだれも傘を持っておらず、間抜けな絵図だった。
冬の時雨や雪の天候のときには、大垣と名古屋でこのように天候が違うことは結構ある。
大学に通っていた当時、家から長靴で大学に行って「間抜け」だった記憶がないので、大学生のとき、授業のある日に大雪がなかったか、大雪のときははじめから大学に行かなかったか、どっちかなのだろう。
思い返すと小学生のときから高校生のときの大雪の経験はよく覚えている。
特に高校1年生のときの大雪は今でも強い印象がある。
自転車で通常でも30分近くかかる道を、雪が絡まって重たくなった自転車をひいて(積雪の中、乗ってこいで進むなんてできなかった)2時間以上かけて高校までたどり着いた記憶。
吹雪の中、積雪を踏みしめての登校だった。
南極点到達競争のときのスコット隊のような状態(大げさ)。
9時半過ぎに着いたはずだから大遅刻なのだが、生徒はもちろん、先生も半分ぐらい来ていない状態だった(道路が渋滞というか完全に麻痺して車があちこちで微動だにしない状態だった)。
にもかかわらず、高校は当初、「電車・バスといった公共交通機関を利用していた生徒だけ遅刻扱いしない」と杓子定規に判断したので、自転車通学の我々は大変不満を持ったものだ(当初は「きみたちは早く家を出ればよかった」という対応だった。こちらは早めに家を出てスコットの南極探検のように必死に高校までの雪道を歩いたのだから当然だ。実際私が到着したときもそんな状態だったから授業が始まっていなかった。担任も来ておらず、副担任が対応していたはず)。
しかし、先生たちですらそういう状況だったので、災害級ということになったのだろう。
あの日の遅刻欠席は全員がカウントされないことになったはずである。
もう○年前の思い出だ。
とこれだけの情報を書けば、今の時代、過去の記録をネットで調べれば何年前か簡単に分かりそうなものだな。
いや別にそれでいいのだが。
この話、前も書いたっけ。
長いことブログをやっていると話題がループしてしまうな。
いや別にそれでいいのだが。