大垣日大の単願が昨年より約80人多かったという意味
昨日の話の続き。
大垣日大の単願志願者が380人だったことは書いた。
昨年よりも約80人多く、定員分(340人)を単願だけで余裕を持って確保している。
大垣日大の関係者は喜んでいることだろう。
私立高校の志願者は地域限定ではない。
県外からも普通に来る。
だからあまり単純化できないが、先日出た進路希望状況での西濃地区のひどい定員割れの一つの要因が大垣日大の単願志願者の増加にあると見て良さそうだ。
昨年度(2025年1月発表)の進路希望状況と比べても西濃地区の公立校全体で120人以上希望者が減っている。
西濃地区の中3生の人数が3150人(2024年度)→3123人(2025年度)と30人足らずしか減少していないのに、である。
これに大垣日大の単願志願者の約80人増加を加味すると、公立希望者の減少数に近くなる計算になる。
実際にはそんな単純な動きではなく、岐阜地区の私立を単願する西濃地区の生徒も増えているのだろう。
いずれにしろ西濃地区全体で(進路希望状況の段階ではあるが)倍率が0.88倍というのは本当に驚きの低倍率だ。
他方、来年度以降を考えても、もう定員調整は限界に近いのではないか。
定員割れが常態化している高校はこれ以上定員を削れないだろうところまで削っている。
市内を見ても大垣西が160人(ということもあって今年も昨年同様、定員を少し上回る希望者を確保できている)。
先日懇談した保護者様がその人数の少なさに驚いておられた。
今の中学生の保護者さん世代には西高が定員160人なんて想像もできないかもしれない。
今後どうなるか。
西濃地区の2025年度中2が3085人、中1が3008人。
つまり来年は高校受験する学年が40人ほど減り、再来年はそこからさらに80人近く減る。
現状で既に300人以上定員割れ(ただし希望者数の段階)の状態。
だから、公立高校の定員調整をこれまでのように地区全体で▲40人、▲80人というレベルで行っても、ほとんど意味がないことは誰が見てもわかることだろう。
しかし数年先に来るだろう高校再編への動きさえまだ見えてこない。

