夏休みがどうなるか

ネットを見ていたらこんなニュースが飛び込んできた。
ネタとしては少し前のものを改めて「ニュース」にしているようだが。


週当たりの授業数、削減を 小中教員の負担減、事例周知へ―文科省:時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024081600679&g=soc
文部科学省は、公立小中学校の授業数について、年間を通じて実施日数を増やすことで、週当たりの授業数の削減を促す方針だ。放課後の時間を確保して教員や児童生徒の負担軽減につなげるのが狙い。夏休みの期間短縮といった例を各教育委員会に周知し、取り組みの普及を目指す。


我々に関係あるのがここかな。

夏休みの期間短縮といった例を各教育委員会に周知し、取り組みの普及を目指す。

夏休みが短くなるかもしれないということは、夏期講習期間が短くなるかもしれないということだ。
そうでなくてもこの地区の夏休みは既に少し短縮されている。
今年も8/29には大垣市内の2学期が始まる。
市外には8/28に学校が再開するところもあるようだ。
大垣市のような3学期制度のところはこれでもまだいいほうで、夏休みが短くなくても、2期制だと夏休み明けにすぐ定期テスト(前期期末テスト)があるところが多いため、8月後半は「夏期講習」というよりは「定期テスト対策」的な内容になる。
それぶん高校入試対策・総復習としての夏期講習のボリュームは大きく削られることになる。

受験生にとってはますます春期・夏期・冬期以外の高校入試対策講習の意味が大きくなってくる。
幸いにして今も弊塾には各学期に週末の中3高校入試対策講習があり、たとえば2学期だけでも土日祝日をほぼ使いきることで夏期講習に迫るボリュームが確保できている(定期テスト対策期間は中断)

弊塾のこの方向は間違っていなかったと思う。

他方、受験生以外の学年についてはこれまで実力強化を夏期・冬期・春期の講習でやり、普段の授業は学校の学習内容と並行して、つまりそのとき習っている内容に寄り添って進めているが、夏期のボリュームが減るなら受験生のように普段からどこかで何らかの講習チックなことを行うことが必要になるかもしれない。
大垣市で今後も3学期制が維持されたとしても夏休みが短くなるとしたらそういうことも検討しないといけないだろう。
もっとも、記事で具体的取り組みが紹介されている茨城県守谷市では昨年(2023年)も8/25から学校を再開しているようだから、極端な夏休みの短縮はしていないようだ。
極端(たとえば盆明けから学校再開というような)でなくても夏休みが8/25あたりまでになったとしたら、今年のカレンダーでいえば来週で夏期講習が終わりということになるからやはり影響は小さくない。

これからどんな動きになるのか、しばらく注意してみていきたい。