卒業生家族割引ができるよろこび

賢学塾には「卒業生家族割引」という制度があることは以前も紹介した
卒業生の2親等以内のご家族の塾生について月額授業料を毎月3,000円割引。
卒業生の弟妹なら入塾金が無しになるとか割り引かれるという話はよくあるように思う。
また兄弟姉妹で同時在籍していたら割り引かれるという制度も一般的だ。
しかし卒業生の弟妹についても毎月授業料が割り引かれる制度は結構珍しいかもしれないと思っている(他塾を詳細に調査したわけでもないが)
そもそも弊塾には入塾金が存在しない。
だから入塾金をどうこうするということができない。
それもあるが、一時金でどうこうするのでなく同時在籍の方と同じように毎月割引しないと(金額は違う)兄弟姉妹の年齢が離れている家庭とそうでない家庭のバランスが悪いのでは?と考えてこういう制度にしている。

そういう制度なのでスタート時から昨年春までは「卒業生弟妹割引」だった。
まさに卒業生の弟・妹の方を対象にしていた。
それを昨年春に「卒業生家族割引」と改め「卒業生の2親等以内の方」としたのは、卒業生のお子さんの入塾がそろそろ予想される時期にさしかかってきたからである。
「今は保育園児だけどいずれ」という話を直接うかがったのがきっかけだった。

実際にその後、卒業生のお子さんが数名入っている(話を伺った方とは別で)
いずれも1997年の開塾当初から2000年代初頭のころに在籍していた卒業生のお子さん。
そして先日からまたそういうお子さんが。

小さい塾である。

進学志向の強い生徒が多い、つまり大学等への進学がきっかけで地域を離れている人も多い。

都会ではない(はっきりいえば田舎だ)から就職で地元を離れた人もいるだろう。

さらに地元に残っていても大垣市のこのあたりに住み続けているとは限らない。

西濃地区内に住んでいたとしても、たとえば海津市に住んでいて弊塾まで通わせようということにはなかなかならない(単純に遠すぎる)。

これがチェーンの塾なら、今住んでいるところに近い、自分が通っていたのとは別校舎に子どもを行かせるということはあるだろう。
だが、弊塾はここに一つしかない。

そういう中で弊塾に親子で来てくださることのありがたさには感謝しかない。
また、卒業生が立派に成長して家庭を持ち子を持ち元気に暮らしていることを知るだけでもうれしいことである。

卒業生弟妹割引から卒業生家族割引へのリニューアルを先にしておいてよかった。
作っておいて適用例がなければ間抜けこの上ないところであったし、適用例が一人だけだったらその子だけ特別扱いしているようになってしまう。
正直作ったときに一番懸念されたのがこれだったがそれは杞憂に終わった。
作るきっかけを与えてくれた卒業生にもまた感謝である。

   

岐阜県大垣市の学習塾「賢学塾」です。