中学校の卒業式の日。
卒業おめでとう。
毎年そうだが、小学生だったときから来ていた塾生(というか、もう卒業生といったほうがいいのか)がもう中学を卒業するのかと思うと感慨深い。
そう考えるとあっという間の3年間だった。
私個人にとっては、世間から「死んだ」と思われていたかもしれない(あとから訪ねてきた卒業生からも噂を聞いて一時そう思ったと言われた)ところからの復活の軌跡と重なる。
この学年はそういう私と歩んでくれたみなさんである。
改めて感謝の念に堪えない。
いま世間でどう思われているのか知らないが、こうして卒業生を送り出すぐらい私はもうすっかり回復している。
彼ら卒業生にも迷惑をかけたことは一度も無いし、日常生活上も何ら支障が無い。
そんな「脳幹出血」罹患者もいるということは、家族が突然の脳幹出血に襲われて驚き悲しんでいる人たちにもぜひ知ってもらい、希望を失わずにいてほしいと思う(顛末についてはこのブログの前のほうの記事にある)。
残念ながら脳幹出血で亡くなってしまった有名人の記事ばかりがどうしても目立つから、こんな人間もいるよと思ってもらいたい。
閑話休題。
私の話をしても仕方が無い。
今日は彼らの門出の日である。
合格発表はまだだが、この春の卒業生もほとんどが普通科進学校へと進む。
3年後に自分の希望の進路がつかみ取れるよう、早速この春休みから頑張ってほしいと先日アキグチノボル氏が言っていた。
もちろんそれと同時に10代後半の貴重な日々を充実させてほしい。
私も高校生活は部活に生徒会活動にと楽しく思い出深いものであった。
今日卒業したみなさんも素敵な高校生活をつかみ取ることを願う。