冬期講座終わり。そのまま3学期の普通授業へ。

 賢学塾の冬期講座は今日まで。といっても明日からそのまま3学期の普通授業が始まりますので、彼ら塾生にとってはあまり関係が無いかもしれません。
そういえば、今更ですが一昨日は成人式でした。今年の新成人は賢学塾第15期生だった皆さん。彼らは高校入試で「特色化選抜」を経験した最後の世代ですね。私立高校の入試も含め、あの頃は日程がきつかった。年が明けてからは生徒たちもこちらも(学校も?)ドタバタで3月の公立高校一般選抜まで駆け抜けていた記憶があります(特に2月のスケジュールが一番ぐちゃぐちゃの状態でしたね)
 あの当時も公立高校入試の過去問題集には取り組んでいましたが、そういうタイトな日程もあって、達成感は今ひとつでした(特色化選抜の過去問題にも取り組まなくてはならなかったですし)。今は「賢者の石」があります。今年は過去12年分となった岐阜県公立高校入試分野別過去問題集。いきなり12年分やるのはレベルによっては厳しいので、全員取り組む8年分+さらに上を目指したい人の4年分という形で取り組むように指示しています。
 と書くと「生ぬるい」という反応もありましょうが、ウチの場合、ただ解いて答え合わせをするという程度の作業でもって「取り組んだ」とは言いません。「とりあえず解いてみる」作業のおそらく数倍以上の時間をかけて「間違いの解き直し」そして「まとめ」をしてもらっています。その「解き直し」には私からの「突っ込み」や「駄目出し」もたくさん入ります。入試当日に「お守り」として現地に持って行ってもらうものに仕上げるのですから、いつも以上に、特に念入りにやっているのです。だから12年分をいきなりやるのは、レベルによっては大変ということです(そもそも間違いが多ければ当然「直し」の量も増えますからね)
 さて、受験生たちは中学校の最後の実力テストを終え、来週前半の「学年末テスト」を終えると、その先はいよいよ恒例の「ラストスパート期間」。(希望すれば)週7日通塾もできるという、1年で最も忙しい時期となります。(私立入試のある日と土曜授業のある日を除き)土日休日はすべて朝から塾で授業が行われるのはこれまでと変わりません。今年は彼ら受験生にさらに効率よく快適に学習してもらえるよう、伝統のスタイルを少しだけ変えた新しい「進化」にも挑戦する予定です。今月末までには発表されるであろう「進路希望状況」の最終回の結果にも動揺せず、どっしり構えて入試本番を迎えられるよう、賢学塾は口先のキャッチコピーでなく実践で彼らを全力で支え続けます。