冬期講座が終わった。

冬期講座が終わった。
日程表の形式上は昨日までだったのだが、
中3生は今日も朝9時から塾に来て
学年末テスト対策をやっていたから
今日までが「冬期講座」という感じだったかもしれない。
だから今日「終わった」と書いた。
成人の日が月曜日に移動して
1月前半に常に3連休が用意されるようになってから
この3連休まで冬期講座をやるという日程が
我が賢学塾では普通になった。
そしてその冬期講座の日程を利用して
中3の学年末テスト対策も進める。
むろん、入試対策も並行して進めなくてはいけないから
まさに「二正面作戦」だ。
こんなややこしく負担のかかる作戦が敢行できるのも
この時期の中3生だけだろうと思う。
よく頑張ったと思う。
彼らは本当にたくましくなった。
去年の受験生たちは春先から比較的モチベーションが高い、
言ってみれば「やりやすい」子たちの集団だったが、
今年の生徒たちは昨春からここまでの成長が例年以上に著しい。
正直なところ、去年の春先に今のこの雰囲気は想像できなかった。
御見逸れしました、と一人で脱帽しながら
頭頂部を気にしている毎日である
(帽子もかつらもかぶっていないが)
いろいろな学年がある。
今の時点で比べたら、彼らは去年の生徒たちに見劣りしない。
こちらも楽しくやらせてもらっている。

 

冬期講座中、年末の1日だけこちらの都合で
急きょ午後スタートに変更させてもらったが
あとは朝9時スタートでほぼ連日、塾に来た彼ら。
大晦日も自習に来た生徒がいた。

 

この3連休も、土日月とすべて朝9時スタート。
日曜日、世間では模試が行われていたようだが
それを口実にしてこっちが休もうなんて考えは微塵もなく、
また、今週金曜日に学年末テストが迫った西部中の塾生たちにとっても
どちらが大事なのかは火を見るより明らかだったので、
彼らも何も言わずテスト対策に取り組んでいた。

 

来週以後も、週末はすべて朝9時スタート。
(私立高校入試が集中する日だけ、中3生の授業を入れていない)
3月の公立高校入試では、
朝9時20分に1時間目の国語が始まる。
9時から頭が冴えていなければ、意味がない。
特に国語という教科は
「頭の冴え」が結果を大きく左右する教科だ。
題材となる文章全体を集中を欠いた状態で読み流していたら
大問1つの大部分を失うという大穴を作ってしまう。
岐阜県の公立高校入試の国語は難しくない。
ここ数年はむしろ易しい傾向が続いている。
だからこそ、穴を作るわけにはいかない。
確実に、得点しなければならない。