共通テストもWeb出願

Web出願の大学が増えている。
岐阜県の公立高校入試も今春からWeb出願になった。
私立高校はそれ以前から入れているところが多い。
そんな流れの中、
大学入試最大のイベント、共通テストもやっとWeb出願になるというニュース。
来春でなく再来春、つまり現在高2の生徒の大学受験からWeb出願になるという。


大学入学共通テストの出願 2026年1月のテストからオンラインで | NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574511000.html


共通テストの出願は高校でとりまとめるので、高校の先生の負担軽減が主なメリットになるという点は岐阜県の公立高校入試と同じ。
岐阜県の公立高校入試では合否の確認や学力検査の得点開示もWeb出願システムで行われるが、大学入試は2次試験をやる各大学がそれぞれのしくみで合否を決めてそれぞれ別々に発表するのだし、大学入試センターでそんなサービスはつけられないのだろう。
でも受験生にWeb出願の何らかのメリットがあるといいのになあと思った。
岐阜県の公立高校入試はWeb出願になって受験生(受検生)にも相当メリットがあったから。
得点を訊きに行かなくてもよくなったし、合格発表の瞬間を現地でみんなで迎えたくない子は家であるいは車で近くまで行ってWebで自分の合否を確認できる。
といって、従来型の掲示発表は今後もずっとなくしてほしくないなと思うのは私が古い人間だからかもしれない。
いやしかしオリ・パラの映像を家にいても見られるのに選手の地元ではみんな集まってパブリック・ビューイングをやっているのだから、他の人と雰囲気を分かち合いたい、そういう需要は今もあるのだと思う。

他方、合格発表の場は落ちた子には残酷な現場でもある。
今のように掲示とWeb確認の並立がよいのではないかと思ったのだった(もちろん岐阜県公立高校入試の話)。