公立高校で使うタブレット、iPadかWindowsか。
来春(2026年春)の公立高校入学生から貸与でなく購入となるタブレットの話。
12/26付で岐阜県教育委員会が岐阜県立高等学校における授業などで使用する端末についてという案内を掲載していた。
タブレット端末のスペックや各高校ごとの指定の種類(iOSなのかWindowsなのか)が記されている。

下のように各高校で指定が違う。
iPadの一強かと思ったらWindowsも多い。
Windowsが専門学科中心のところを見ると、学校のPCやそのアプリ、また機械との連携上の問題ということなのだろうか。

岐阜五校、大垣四校がiPadで足並みを揃えている。
やはり普通科進学校はどこもiPadなのかなと思ったら、関・加茂・斐太はWindowsだから必ずしも全部がそうでもないようだ(多治見北や恵那、可児はiPad)。
全体に普通科進学校はiPad優勢である一方で、専門学科(職業科)の高校はWindowsの選択が多い理由はおそらくさっき書いたとおりだろう。
県の用意するECサイト(高校合格後に高校から合格者にお知らせする、ということのようだ)から購入する場合、
Windows端末で→本体価格 44,990円(税込)/3年保証※ 9,504円(税込)
iPadだと→価格 59,950円(税込)/3年保証※ 10,692円(税込)
ということだそうで、もちろん人によって、置かれている状態によって、価値観によって感じ方は違うのは当然として、3年間使うことを考えると保証付きで5万円台~約7万円というのは許容範囲の価格だと私は思った。
クレジットカード決済、コンビニ決済、バーコード(QRコード)決済、分割払い(最大36回 6回まで手数料無料)に対応しています。
とのことでもあるし。
「じゃあお前はいくらだったら驚いたのか?」と言われたら保証付きで10万円を超えてくると「うっ」となるところだったということは正直に書いておく。
客観的に見ても、今年度から全員無償化されている公立高校授業料が年約12万円だから、10万円を超えてくると1年分の授業料無償化分がほぼ消えてしまう計算になるので、どうなるかなと思ってみていたのだった。
タブレットを有償化したぶん、県には他の部分で公立高校の環境改善に努めてもらいたいと思う。
さっきは許容範囲と書いたが、やはり高校に入学というと何かとお金がかかる。
教科書代もあれば制服代、体操服代、その他高校に直接関係するものだけでも結構な費用がかかるのにそれにこれが加わるのだから大変なことだ。
「先々のことを考えると高校受験にそこまでお金をかけられないです(塾代のこと)」という、ある卒業生のお母さまの実感のこもったお話を思い出した(「この春にいただいた花の器はいいものだったのでこの年末年始も別の花を入れて使わせてもらっています♪」ってここに書いてもしょうがないか)。
弊塾は「安さ」は追求していないが(追求しだしたら最後はボランティアしかなくなる)、受講料に関して誠実さと安心は追求してきた。
だからウェブサイトにも全面ガラス張りの受講料を掲載してきている。
追加費用は一切ないというだけでも予算が立てられるので、先まで考えていらっしゃる方には安心感が違うはずだと思っている。

