先行きが見えなくなってきた?
今週も二つほど説明会に出てきたのだが、いずれも2026年春からの私立高校も含めた授業料無償化を織り込んでの説明となっていた。
ただ片方は仮に実現しなくても奨学金制度等に変更はない(規定した金額を支給)という、この前書いた「ガン無視」の態度に近い(ただし無事に実現した場合には無償化枠の範囲で授業料の変更を検討中という留保付きだったが、無償化されたらという話だから実際のところ生徒の家計には影響ない)。
片方は実現しなかった場合には授業料設定から変わって特待生制度も元に戻すという態度。
対応がやや異なった。
政治の先行きに不透明さが増していることについては今週行った説明会の一つでも挨拶で触れられていた。
昨日来の報道だといよいよ政権の枠組み自体が怪しくなっているようで、そうなると自公維3党合意の実現もいよいよ不透明になってくる。
少し前まで連立政権が自公維の枠組みになるような観測もあり、そうなると自動的に3党合意が履行されることになると考えられていたが、自民党新総裁誕生以降、思わぬ方向に自体が進展している。
これで仮に政権の枠組みが変わると合意自体がどうなるのか。
さらにこの閉塞状態を打開するための解散総選挙でも仮にあれば、合意の履行に暗雲が立ちこめるし、合意が履行されるにしても最終決定はさらにずれ込む(政治がそれどころではなくなる)ことになる。
また同じようなことを書くが、来春からのことなのにこうも宙ぶらりんだと関係者は気が気でないだろう。
春先に「大枠で合意」で終わっていないで4月・5月のうちにさっさと決めておいてほしかったところだろう。
勉強もそうだが、後回しというのはよくないという典型である。
どうなることやら。