シカが食い荒らす伊吹山「条件が重なってしまった」 捕獲制限、植林地拡大、オオカミ絶滅…
中日新聞Web https://www.chunichi.co.jp/article/903822
伊吹山にそんなにたくさんシカがいたというのは驚きだった。
もっとも、下から歩いて登ったことなど無く、何度かドライブウェイで駐車場まで行ってそこから山頂まで歩いた程度だが。
伊吹山と言えば、むかし西部中では中1の最初のころに遠足で伊吹山に登るのが恒例行事だった。
この塾ができてそんなに経っていない頃の記憶だからもう20年以上前だろうか。
袋入りのスナック菓子(かっぱえびせんとかポテトチップスとか)を持って行くとよいという指示が先生から出ていたそうだ。
気圧が下がる山頂付近で袋がぱんぱんに膨れることを実際に見てほしいということのようだった。
圧力の勉強を中1の後半でやるので実体験としてちょうどよかったのだ。
昔は学校の行事が多かった。
塾もその行事の影響を全く受けないことはなかった。
それだけ学校運営に余裕があったのか、やることが当たり前だったからやらざるを得なかったのか(先生方の負担は大きかっただろう)、考えてみればあのころは学校が完全週5日制ではなかった。
週5日制になり、極端な「ゆとり教育」からの反動で教育内容が増え、近年のコロナ禍をきっかけに行事は大幅に整理されていった感じだ。
行事はその日だけのものでなく、むしろ前段階に時間が必要だ。
それだけ授業時間が減る。
また、先生の側も大きな行事を準備して実行に移すまでには多くの手間がかかるし、当日無事に終えるまで神経をすり減らさなくてはならない。
「教員の働き方改革」の問題は重大な課題だ。
いっぽうで子どもたちにとってこういう各種行事というのは大切な思い出になるし、先述したように学習機会でもある。
先生の負担を減らしながら子どもたちにとって充実した学校生活になるような改革が望まれるところだろう。