公立高校第一次選抜の出願変更期間、倍率が気になる方が多く、弊塾のサイトにも普段はお越しにならないような数の方が大量におみえのようです。ご覧のページから推察するに、そのうちの大半が岐阜地区の方のようで、弊塾とは全くご縁がなさそうなのが残念ですが(^^;)
ちなみに賢学塾では以前から岐阜地区の出願状況を収集していました。隣接学区が受験可となった頃から、塾からの受験者がいるかいないかにかかわらず、情報を収集しておくことは大事だと考えていたからです。全県一区になり、地区で分けることの意味は今後ますますなくなるでしょう。これからもできる限り収集していきます。で、どうせ収集しておくなら一人でしまっておかずに公開して、みなさんにご覧になっていただいたほうがいいという発想で記事を書いているわけです。塾としては正直何の利益もない行動なのですが(苦笑)、まあ、損得抜きで行動することがあってもいいんじゃないかなと。損得だけで行動する人には理解されないでしょうが。
ああいう記事を毎年書いておりますと、時々「うちの子は合格するでしょうか」というメールを外部の方から頂戴することがあります。申し訳ないことですが、お子さんの顔を見ずしてそういう判断はできません。数字だけで判定ができるならこの仕事は楽なものです。ましてその数字すら曖昧にしか分からない状況ではさらに何とも言えませんので、平にご容赦ください。この塾に通い、毎日のように私と顔を合わせている子たちのことで精一杯の状態です。
さて、塾生向けにはこの火曜日と水曜日、それから土曜日に相次いで本番を想定したミニ模試を2回行いました。演習そのものは普段から各教科やっているのですが、このミニ模試(「実戦トライアル1・2」と言っています)では、新作の演習問題でなく、弊塾で過去の入試前に行ってきた数々の問題の蓄積を利用して、卒業生の実際の入試結果のデータとの比較から、本番でどの程度の得点がとれるのかを改めて確認します。1回では「たまたまよかった」ということもあるので2回やるわけです。
本当のところ、入試の過去問をそのまま使って得点力を確認するのが一番わかりやすいのですが、賢学塾生は既に「賢者の石」で過去問に触れるどころか、直しでとことん掘り下げてつきあっている状態ですし(2回、3回やることはもちろん良いことですが、データの収集にはならない)、そうでなくても学校の授業やテストで過去問に接しているケースもあるでしょうから(2学期末や学年末で入試過去問を利用する先生も時々いらっしゃいますよね)、こういう形をとります。
さて、いろいろなことが大詰めに近づいています。
今日からの賢学塾生の合言葉は「10時半までに寝る!」です。入試は夜間には行われません。入試当日、1時間目の国語は朝9時20分から。岐阜県公立高校入試の国語の問題は例年易しいですが、(といっても昨年はあまりに易しく、県教委の公式発表の平均が77点にもなってしまいましたから、さすがに今年は難易度を若干修正してくるかもしれません)寝ぼけた頭で文章を読む行為ほど、危険なことはありません。しかも、今の時間割は午前中に国数英の3教科が集中しています。(オールドな方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、かつては国理英数社、つまり数学が午後の最初でした。現行制度からこの時間割です)午前中に頭が働かなくてはどうしようもありません。この週末、中3生の何人かと三者懇談を相次いで行い、お子さんによっては深夜まで家で勉強しているという話を保護者の方から伺いました(本人は否定していましたが(苦笑))。
駄目です。
早く寝ましょう。
以前から「早く寝なさい」と言ってきたのですが、今日からの就寝時刻は10時半(厳守)です。そして6時に起きる。塾も10時半に寝られるよう、今日から早く終わります。明日から彼らに会ったら、最初に聞くのは前日の就寝時刻です。正直に申告しましょう。