昨日の記事の話もそうだが、岐阜県教育委員会は時々スケジュール的に不規則な動きをする。
昨年の6月末には、例年なら7月末までに公表している岐阜県公立高校入試の「実施概要一覧」と「独自検査の選抜要件一覧」を1か月早く出して仰天した(こっちが驚いたというだけで早いこと自体はよいことだ)。
今の制度になってからおそらく初めてのことだった。
あれは気まぐれだったのか手違いだったのか、それともこれからは早く発表するということなのか、今年それが今週中に分かる。
と書いてはみたが、昨年は6月末に出した後でなぜか7月末にもまた出し直しているから、私は昨年が「手違いだった説」を採っている。
担当者が7月末に出すことにしていたものを1か月間違えて出してしまったのではないかと。
もう出してしまったので引っ込めるのも面倒になり(一度出してしまったものを「間違えて出してしまいました」というほうが事態がややこしくなる。個人情報の流出とかではないので別に出してしまっても被害者が出るわけでもない(むしろ早いことはいいことである)のに)、しかし例年通り7月末にもまた出し直して何事もなかったかのように装い、「前例」にならないようにしたのではないかと。
出すスケジュールを変えたわけではないぞと。
そんなところではないかと思っているので今年あまり期待はしていない。
しかし、何度も繰り返し書くが、公表が早いことはいいことだ。
去年が手違いだったとしても今年も手違いで出してもらってもいいのだ。
なんなら毎年手違いをしてもらっても構わない。
そのうちそれが前例になる。
そんなことは・・・ないんだろうな。
何の予告もなくずるずる遅くなりそのスケジュールが「前例」になってしまっている発表はあるのだが(入試の平均点等の成績はもう10月発表が当たり前になっているようだ。昔、県教委が公表を始めた当初は「夏の終わり」ぐらいだったはずだが)。