中3生に行っている岐阜県内公立高校への進路希望調査の集計結果(進路希望状況)については、例年1月下旬に県教委が公式にウェブサイトに集計結果を出しているが、あれは最終回のもの。
いま、中学校の三者懇談期間を迎えるにあたり、学校で先生が話したりしているのは、それより1つ前の回の調査結果。
1月発表の数字でも大して変わらない高校も多いが。
弊塾の高校入試情報サイト(kengakujuku.net)には、その過去の最終回(1月)の進路希望状況から出願状況までの数字の変化が掲載されている(岐阜地区と西濃地区だけだが)。
「以前はこんな感じで数字が変わりました」と私がおおざっぱな印象で話すよりも、実際の数字を見てもらって考えていただくのが一番であると考えてまとめている。
進路希望状況、最終回(1月発表)だけでなくさらに前の数字(この時期のものとかもっと前のものとか)もウェブサイトに普通に出せばいいのにとは以前も書いた。
他県では秋頃(9月や10月)の結果を公表しているところも結構多い。
例えば隣の愛知県は以下のように10月には出している。
中学校等卒業見込者の進路希望状況調査-令和6年度第1回- – 愛知県 https://www.pref.aichi.jp/press-release/2024shinro1.html
その点で岐阜県は「遅れている」といえるかもしれない。
岐阜県が最終回だけでも公式におおっぴろげに出すようになったのは特色化選抜が廃止された後ぐらいからか。
もう十年以上前ということになる。
それ以前から進路希望調査はしていたがウェブサイトでの公表や報道発表などはなかった(発表していなかった昔は調査主体が今と違って「校長会」名目だったか(あいまい))。
それを思うとまあちょっとずつ「前進」はしているのだが。
そろそろさらに一歩前進して、2学期の進路希望状況も「公式に」ウェブサイト等で出してほしいと思うのである。