世界一への挑戦

コジマといえば、十数年前、
家電販売店の大競争を華々しく演じていた
主役の一つだったと思うが、
何がどうなったのか、
近年では他社に押されてすっかり影が薄くなっていた。
穂積の店がなくなってからは
この近くに店がないため自分が買いに行く機会もほぼ無くなり、
存在そのものを忘れかけていたのだが、
そうした中、先月の報道によれば、
ビックカメラの出資を受けて傘下に入ることになったとか。
 
コジマの謳い文句といえば「安値世界一への挑戦」だったはず。
 
日本一じゃなくて世界一。
 
ずいぶんでかいことを言うよなあ。
いくらなんでも世界一なんてなあ、と一人苦笑していたのだが
中にはあれを真に受けている人もいて、
当時やや驚いた覚えがある。
まあ、商売という観点で考えれば、
日本一だとか世界一だとかいうかけ声は
威勢のよさという点において、大事かもしれない。
しかもコジマの場合、「世界一への挑戦」と謳っていて
「世界一です」と断言はしていないわけだから、
広告に偽りがあるわけでもない。
まあそれがコジマの「良心」だと言うとかっこいいが、
現実にはあの表現が広告としてのギリギリだったのだろう。
 
ウチの塾も内容に関して世界一だと・・・・
もちろん、世界一を目指して頑張っているけれども
(そういう意味では「世界一への挑戦」だな)
しかし臆面もなく天下一だ銀河一だと
断言はできないなあ。
 
ああ、
賢学塾に通ってくれた卒業生たち、
そして今通っている塾生たちは、
日本一の生徒だと思っています。
うん、これなら臆面も無く言えるぞ。