パンプキン爆弾

昨日は広島の原爆忌だった。
広島の原爆資料館には高校の修学旅行で行ったきりだ。
長崎には20代の頃、まだ会社員だったときに個人的に行ったきりか。機会があれば
また再訪したい、しなければならないと思っている。
こういう時代だからこそ。

 

 

原爆と言えば大垣にもパンプキン爆弾が投下されている。
「パンプキン爆弾」というのは原爆の模擬爆弾のことだ。
米軍が原爆の投下を確実に行うため、原爆と同じ形(だが中身は普通の爆薬)の爆弾を投下する演習を、全国50カ所ほどで行っている。
投下演習と言っても爆弾が実際に落とされ、その爆弾の中身は原爆そのものではないが、結構大きな爆弾である。 

>この爆弾は、長崎に投下された原子爆弾と同じ型の1万ポンドのTNT爆弾で、まさに原爆模擬爆弾といわれている。
総務省|一般戦災死没者の追悼|大垣市における戦災の状況(岐阜県) (soumu.go.jp)

大垣には最大規模の空襲(国宝だった大垣城が焼け落ちた空襲)(1945/7/29)の数日前(7/24)にこの爆弾が投下された
今の保健センターの近く、水門川の南側、公衆トイレの横に「爆心地」という碑が立っており、そのあたりに投下されたそうだ。
このパンプキン爆弾だけで大垣では20名の方が犠牲になったという。

79年前のわがまちの歴史。

広島の原爆の日にあわせて塾でこんなことを語ってきたが、今年は忘れてしまったので書いておく。
近いうちに話しておきたい。