塾は通常の態勢に戻りつつある。
テストの結果はまだ出揃っていないが、今週中には一部を除いて揃うだろう。
1つの定期テストの終わりは、次の定期テストに向けての学習の始まりでもある。
2学期の期末テストは11月だが、ここから1か月の間の学習内容も当然出題される。
6月~7月の1か月分と9月分・10月分(と11月分が少し)出ることを単純に考えるとテスト範囲の3分の1弱が1学期の最後に学習した内容ということになる。
この時期、塾通いを始めるというとどうしても区切りがいいと考えられていそうな夏休みの夏期講習からになりがちだが、できれば早く始動したほうがいい理由がこれである。
大昔、期末テストはまさに「期末」で時期がもっと遅かった記憶がある。
テストが終わればもう夏休みを待つばかりというタイミングだったというと言い過ぎだが、学校での授業の進みがそういう感じで、期末テスト後から終業式までは半ば消化試合的な雰囲気があった。
それが今では中間・期末で最大5回あった定期テストが期末だけの年3回となり、期末テストが期末とは言いがたい時期に行われるようになって、期末テスト後、夏休み(あるいは冬休み)に入るまでの期間(1か月以上ある)の過ごし方も重要になってきている。
消化試合などではない。
学期の初めに「今学期は頑張る」と思ったときには既にその学期は実質的にとっくにスタートしているということだ。
要するに始業式でなく定期テストが一区切りで定期テストが終わったときが「決意」をするときだということ。
テスト結果を見て何とかしないとと思った子は、さっそく行動を起こさないといけない。
「9月から頑張る」ではちょっと遅い。
だから弊塾も夏休み前に無料お試しのキャンペーンをやり、通常よりも長いお試し期間を設定している。
もちろん夏期講習は夏期講習でやるし、今年も昨年同様、夏期講習の前半は無料お試し学習扱いだが、夏期の「お試し」のほうは教材費(テキスト代)だけいただく(夏期講習のテキスト代)。
夏休みに入る前、7月半ば過ぎまでの無料お試し期間はいつもの無料お試しと同じで完全無料だ。
テストの点を見て何か思うことがあったら早速腰を上げてほしいと思う。