もう定期テスト対策のような日程感に

公立高校入試(第一次選抜)まであと16日となった。
次の3連休とその次の週末を過ごしたらもう入試だ。
定期テスト対策だってもっと前に始めている。
それぐらい間近に迫ってきた。
  
  
  
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以前も書いたが、コロナ禍の前はずっと(それこそ私が中学生だった大昔から)、中学校の卒業式のあとに公立高校入試だった。
それが岐阜県の「伝統」だった。
その感じなら今年も3/12ぐらいが入試だったんだろう。
そしてその前の3/11までは平日でも思いっきり入試対策ができたはずだ。
  
  
  
  
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しかし時代は変わった。
今や中学校の卒業式の方が入試よりも後である。
3/5が入試で3/7が卒業式だ。
入試について語りたくないような手応えになっても、中学校に行かなくてはいけないし、中学校に行けば友達と自然と入試の話にもなるだろう。
今はLINEがあるからそういう機会がなくても自然と友達の話は入ってきてしまうか。
そういえば以前「LINEで友達がみんな『できたできた』といっているんですが」と不安になって連絡をくれた子がいた。
蓋を開けてみれば普通の平均点の年で特段易しくなったわけではない年だった。
もちろんそんなことがわかったのは入試が終わったはるか先(半年後)のことで、合格発表までの数日間にわかることではない。
周りができたできたと言っていれば不安にもなるだろう。
逆もあるのだ。
たとえば一昨年の受験生など、大多数の生徒が「できた!」と思ったに違いない。
入試が終わった直後から多くの生徒にやりきった喜びがあふれていただろう。
実際、県教委が後日発表した公式の平均点も過去最高になった。
  
  
  
  
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ところが、である。
その結果、例年なら合格できたであろう点数で落ちてしまった子が世間にはいたようだ(もちろん弊塾の話ではない)
入試が終わってからの「できた」という喜びはまさにぬか喜びとなり、合格発表で暗転してしまったのだ。
このように入試は何が起こるかわからない。
この仕事を三十年以上やっていても、一つとして同じ年はないなと思う。
全く予断を許さない。
現在進行中の出願変更にしろ、最終まで含めてあと3回の発表でどうなっているかも予想がつかない。
変更期間の移動にもいろんなパターンがあった上(その年その年の曜日のならびや高専入試の合格発表との兼ね合いだろう。その年代の気質というか雰囲気もあるのだろう)、今年はWEB出願システムになり日程構成も変わった(名目上は期間が長くなったが、実質的運用上は短くなったような感じだ)
出願変更しやすくなったのか、かえってしにくくなったのか分からない状態で運用されているようだ。
そして西濃地区ではこれだけ特定の高校に出願者が偏っていると、定員割れしている高校も残り期間で何が起こるかはわからない(今年の弊塾生の志望高校は定員超過しているところばかりだというのか以前書いた。弊塾生には割れている高校の話は関係ない。オーバーが減ることを彼らは願っているだろうが)
受験生(受検生)は最後まで手綱を緩めず頑張ってほしい。
  
  
  
  
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