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なんか難化してきてる?岐阜県公立高校入試の理科の話。

(5教科総合の)平均点を巡る考察にここまでハマってしまうとは思わなかった。
初めはあんなに書く予定はなかったのだが、調べれば調べるほど書くことが増えていったのだった。

さて、そろそろ通常態勢に戻ろう。
今日は岐阜県公立高校入試の難易度の話。
理科に焦点を当ててみた。

平成の頃まで、岐阜県の理科は基本問題が中心のオーソドックスな出題がほとんどだった。
そのため平均点にもブレがなく、60点台後半で安定していた。
5教科で一番安定していた教科かもしれない。
こう言ったら理科の入試平均点予想担当者に叱られそうだが、昨年並みの平均点だと言っておけば理科に関してはだいたい正解しているという感じだった。

まあ大昔(現行制度以前)にはちょっと「?」と思う出題も時々あった昔話を今も授業でしたりするのだけれど。
以下は今の入試制度になってからの平均点と正答率の推移。
数学のように正答率0%問題はなく、1~5%も2021年度の1問だけだったので、21~30%や31~40%の枠も増やしてみた。

ご覧いただくと分かるが、令和になってから若干難化している。
平均点も下がっているし、90点以上の割合は明らかに低下している。
令和ではないが平成31年度などは平均点が65点といういかにもオーソドックスな平成末期平均点なのに、90点以上が8.5%。
平均点と成績上位者にとっての難易度が必ずしも一致しない一つの例だろう。
ちなみに高得点者の割合の6ポイントの低下は全県で700~800人、岐阜地区の公立高校受検生でいうと300人台の減少、つまり岐阜5校のどこか一つ分に近い数字。
大きい数字である。

「なんか難化している」のである。

これを難化なんかと言わない、何か変じゃあねえかと他県の人にはなんか文句をつけられそうだが、あくまでも岐阜県公立高校入試の流れの中では、ということである。

正答率を見てみる。
数学とは違って、さすがに正答率の低い問題はあまりない。
その中でも令和になってからのほうが正答率が低めの問題が多い。
それが90点以上の受検生の割合にも影響しているのだろう。
平成の頃は90点以上が10~20%というのが当たり前だった。
それが令和になってからは10%以下の年が頻発している。
といっても、90点以上が最も低い令和2年度で4.2%。
数学の低いときのようなことはなく、令和でも平均10%近く出ていることからしても、やはり高得点は狙いたい教科だ。
最初のほうに書いたが、数学とは異なり正答率が5%未満の問題はほとんどない。
また理科で「時間が足りなかった」という話は成績上位下位問わず聞かない。
力のある者ならじゅうぶん高得点が狙える。
ここから小問ごとにさらに細かく・・・見ていくと、また投稿がシリーズ化してしまって他のことがしばらく書けなくなる。
今日は平均と高得点者割合の話にとどめておこう。
他教科も含めて小問ごとの話はここから(他にニュースがないときに)ときどき取り上げるようなペースでゆっくり書く。
昨日までの5教科平均点の怒濤の連続シリーズはなかなか疲れたのだった。

  

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