明日は大垣日大の奨学生入試だ。
3年前は病院の窓から、駅を出て入試に向かう受験生の列を見ていた気がする。
(私の職業を知っていたリハビリ担当者が「今日、入試なんですね」なんて雑談をしていた覚えも。そう、3年前私が入院していたのは駅前のあの病院。救急車で担ぎ込まれた病院がたまたまあそこだったのだ)
昨年秋の高校側の説明によると、昨春は奨学生入試のほうが一般入試よりも受験生が多かったとのこと。
数年前に聞いたところ、ほぼ半々だった気がするから、今では奨学生入試を選択する生徒が増えているようだ。
奨学生入試のほうが日程が早い=早く合格がもらえる上に受験料もちょっとだけ安く教科数も少ない(3教科だ)からメリットしかないから当然かもしれない。
奨学生入試といってもアカデミー希望者だけでなく特別進学や総合進学を希望する生徒も普通に受けられる。
理科・社会のほうが点数がとれるので…という個人的デメリットをたまに聞くが、そんなことはあまり気にせず、どんどん奨学生入試を受けてほしいとウチの塾でもお願いしている。
弊塾から大垣日大を受験する生徒のほとんどがこれまでも奨学生入試を選択してきた。
併願私立の入試は早く片付けて、安心して公立高校入試対策を進めてほしいと考えている。
奨学生入試といっても奨学生の資格がもらえない普通の合格もあるので(というか実際はそれが多数派)安心してほしい。
奨学生の資格がもらえても、すぐに手続きをしなければただの合格になる(つまり奨学生の資格が消える)だけなので、そこも安心してほしい。
以前、学校でもらってきた奨学生の資格証と振込用紙を片手に「これは手続きしないと合格がなくなるでしょうか」と相談に来た子がいたが、すぐに手続きしないと失うのは奨学生の資格で、合格のほうは公立高校合格発表終了後まで有効だ。
つまり大垣日大の一般入試や他の私立の併願入試と同じ扱いだから安心してほしい。
大垣日大の場合、コースが希望通りにならないことがあるのは奨学生入試でも一般入試でも同じ。
アカデミー希望が特別進学になったり、特別進学希望が総合進学になったりということはおこる(当日次第だ)から入試で頑張ってほしい。
なお、その逆はない(点数がいいからと高校側が勝手に特別進学希望者をアカデミーにすることはない)とのことだ。
コースが希望通りにならないと併願とはいえ気分が悪いし、奨学生資格がもらえると(その権利を行使するつもりがなくても)気分がいいので、明日の入試では実力が遺憾なく発揮されるとよい。
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