中3生が全員揃って授業を受けるのは今日が最後。何か話しておかねばと思って喋り出したのは、古い塾生ならたいてい聞いている、若かりしときの自分の恥をさらすあの話でした。今年は(去年に続いて)全員が普通科希望だったので、やっぱりアレは話しておいたほうがいいかな、多少は参考になることもあるかなと思った次第です。年齢を重ねたせいか、20代の頃より客観的に語れたかもしれませんね。まあ、あれも一言で集約しちゃえば「前を向こうよ」ってことです。
誤解の無いように書いておかなくてはいけませんが、この塾は「普通科進学校志望の方のみを受け入れます」という塾ではありません。歴代の卒業生の中には、商業・工業・総合学科進学者でもすばらしい学習ぶりを見せてくれた子は大勢います。その学年の「ラーニングリーダー」が、北高や東高の志望者たちを差し置いて商業志望の子だった、なんて年もありました(しかもその子はこの塾の15年の歩みの中でも伝説級と言っていいくらい、よく頑張った子でした)。職業科希望の子は目標や意志がはっきりしている場合が多く、受験生になると頑張ってくれるという印象が強いです。といいますか、ウチのこれまでの職業科進学者には、そんな子が多かったです。そういう意味では、去年今年と、2年続けて普通科希望だけっていうのは、実はちょっと寂しい気持ちもないわけではありません。果たして来年度は、どうなるかな。
(この記事はいつもとは違う書式で書いてみました。どうだろう。どっちが読みやすいんだろう。)