今年ももうこんな時期になりました。
岐阜県公立高校入試編別問題集「賢者の石」を配布しました。

去年がこれですからほぼ同じ時期、この時期の配布は3年連続でそれ以前と比べるとかなり早いんですが、今年度は新型コロナ関連で諸々の日程・授業進度が例年と異なる上、公立高校入試そのものも1週間早まっていることを考えると、少し遅かったかもしれません。
去年同様、英語の賢者の石は11月下旬発行です。
関係代名詞までやってから取り組んでもらいます。
また、数学の図形編も同様に来月から。
最低でも相似や円周角までは学んでから、できれば三平方の定理が使いこなせるようになってからでないと、満足な演習にはなりませんからね。
社会の公民編も同様で、まだ学習に入ったばかりですから発行は先送り。
というような形ではありますが、これから期末テスト対策が本格化するまでにまずはどれだけできるか。
期末テストが終われば12月までの家庭学習はこちらに力を入れられると思います。
この「賢者の石」は授業外で取り組んでもらう課題。
日頃の宿題や課題とはもちろん別の課題です。
といっても、やって答え合わせだけならそんなに時間はかからない子もいるでしょうが、ウチの塾では「直し」に力を入れています。
例年、解くまでよりもむしろそちらの方が時間がかかっています。
最終的にはこの「賢者の石」を自分が苦労して学習してきた証としてお守り代わりに入試当日に持って行ってもらうのです。
1月下旬からは直前対策演習が毎日のように入ってきてさらに忙しくなり、余裕がなくなってきます。
ここから12月までにどれだけできるかが最終的に満足のいく仕上がりになるかどうかを決めるというのは、例年の通り。
例年と違って夏休みの高校見学が後ろ倒しとなり、今月の週末入試対策講座も大きな影響を受けそうな雰囲気ですが、上手に時間を使って頑張ってほしいところです。