「賢者の石」英語編とアキグチノボル2020

英語の「賢者の石(必修編)」を今日、発行した。
先週の普通授業で関係代名詞まで授業し終えたことを受けてのこと。
これで5教科(一部の編を除いて)出揃った。
学校の三者懇談期間、がんがん進めてほしい。
ここから4週間が勝負だ。
冬休みが始まってしまえば、冬期講座だ最後の定期テスト対策だ進路相談だ私立高校入試だと1月末まではドタバタで進む。
3/3の入試までを見通したとき、1月は無いものとして考えてほしいのだ。
冬休みが始まったら、彼らにとってはもう2月が来たも同然。
つまり受験まであと1か月と同じ。
これが毎年、公立高校入試をゴールに予定を組み立てている人間にとっての実感なのだ。
実力テストや模試を区切りとして予定を組み立てる塾もあるのだろうが、以前も書いたようにウチの塾では「実力テスト対策」を意識してやったことがない(範囲がありやるべきことが決まっている定期テスト対策は別)。だから高校入試対策は3月の入試までを見通してそこまでにどう彼らに力をつけてもらうかという一点で計画を立てている。途中の校内実力テストや塾の学力テストはチェックポイントに過ぎない。
 
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それにあわせて、というわけでもないのだが、私の「知り合い」のアキグチノボル君の話をした。
意図したわけではないが、去年もほとんど同じ時期に、しかも英語の「賢者の石」を配布した段階で話していたようだ。
しかも最初につけた記事のタイトルも全く同じで思わず笑ってしまった。
見事にかぶってしまったのでタイトルに年号をつけておいた。
 
「アキグチ君」の話はほぼ毎年のように中3生にしているのだが(していない年もある)、この塾ができたばかりの頃は入試の前日、つまり今日で塾の授業は終わりという日に話していた。
ただ、最近は入試前日といえども普通に学習をこなすことが多い。
入試前日と言えば、「明日がいよいよ本番だ」というので送り出しイベント的なことをする塾は少なくないようだが、ウチの塾は一切しない。
ギター片手に歌えるわけでもないし(歌はいちおう歌えるがギターが弾けない)
ダンスが踊れるわけでもない(自分勝手な振付なら好きなように動くが、これは本当に踊れない)
そういうことが上手な人はそうやって受験生を励ますことも一手だろうが、得意でもない人間がそんなことで思い悩んだり時間を消化したりするよりも、翌日は入試なのだ。
最後の最後まで学習に専念したほうがいい。
いつの頃からか、そう考えるようになった。
実際、前日に熱を入れて授業した内容が入試にそのまま出たなんてことも数年続いた。
だから普段の「定期テスト対策」のときと同じように、最後まで普通に学習して送り出す。
その結果、何年かはタイミングを逃してアキグチ君の話をする機会なく終わったこともあった。
別に話さなければならないことでも無いのだが、まあ話しておけるなら話しておこうというわけで、それ以後は時期を決めずもう少し前の段階で話すことにしている(が、忘れているときもある)
去年、今年とたまたまこういうタイミングになった。
来年どうするかは、まだ決めていない。