茨城県立中学校入試のトラブルの続報が出ていて。
先日ここでも書いた茨城県立中学校の入試でのトラブルについての続報。
中学入試のさなかに問題の文言追加、動揺した生徒114人を追加合格に…35人学級を特例で40人へ : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20260207-GYT1T00159/
1月に行われた茨城県立中学校と中等教育学校の入学者選抜の「適性検査I」(45分)で、開始から21分後に問題の文言が追加提示されたことについて、県教育委員会は6日、チェック態勢の不備が原因とする調査結果を発表した。これに伴い、動揺した生徒らの救済策として、114人を追加合格にしたことも明らかにした。
救済対象とした114人は、「心理的動揺を与えた」とし、対象の問題で不合格者全員を満点にした結果、合格者最低点を超えた受検生。
入試終了直後は「追加内容は『資料』への補足であり、解答を導き出すことに影響はないので採点上の措置は行わない」(朝日新聞の記事より)という対応だった茨城県教育委員会が一転して「チェック態勢の不備が原因」と認めて記事のような措置をとったとのこと。
当然であろう。
こういう出題ミスがあった場合には当該問題が無効化(採点から除外する、全員に加点するなど)するのが普通なのだが、なぜそれをやらなかったのか疑問だった。
問題も見ていないのでこれは推測に過ぎないが、試験全体への影響が大きいから最初は押し通そうとしたのか。
しかし記事の通り「心理的動揺」があったのなら、問題の文言の追加提示の段階で影響が大きかったということである。
最終的には出題ミスへの常識的な対応をしたということでいいのかな。
この措置により大幅に増える入学者は40人学級にして対応(以前から書いているようにこの春から中1は本来35人学級になる予定)するとのこと。
試験終了後すぐに全員加点としなかったために、大きな混乱が最後に現場へのつけとなって残ってしまう結果となった。
それにしても「問題の不備が判明した際、生徒らに追加提示をするのに適切な時間帯かを判断するためのマニュアルもなかった」(上記記事より)というのに驚いた。
県立学校の入試を茨城県教委は「ぶっつけ」でやっていたのである。
中学校の定期テストじゃないんだから⋯。
県教委レベルなら県内一斉に大規模に行う公立高校入試のノウハウがあるはずなのに。

