第27期生 最後の一日

今日で賢学塾第27期生の授業は終わる。
明日、学校はあるようだが卒業式の準備等で埋まっているそうだ。
だったら明日の時間も全部塾にちょうだいと言いたいが、そんなわけにもいかず。
前日の夜までやるのはうちの流儀に反するから、明日の中3の授業は無しにしている(明日の夕方もやることも考えたが前日に1日かけて塾の授業をやっていたその昔も最後の最後は午後5時で終わって帰していたのを思い出して放課後にやるのは諦めた)
  
  
  
  
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以前も書いたが、昔からずっと続いた日程なら卒業式後の高校入試だったから、卒業式と入試の間の数日の休みも存分に使って入試対策を行うことができた。
が、コロナ禍でコロナ感染者に対応するために本検査からずいぶん間隔をあけて追検査を行う日程にしてから様子が変わった。
あの年からコロナにも対応する追検査を日程に入れるために入試が前倒しされた。
追検査そのものはコロナ禍前からあったのだが、もっと日程が詰まっていた。
  
  
  
  
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で、今春は追検査までの日数も導入当初(つまりコロナ禍前)に近づいてきて、そろそろ日程も元に戻るのかと思ったら、相変わらずの日程だった。
ここまで来るとコロナ禍に伴う変則日程ではないのだなと悟る。
これからずっと公立高校入試→卒業式という順なのだろう、この岐阜県でも。
そういう県は少なくないので別に特別なことでもないのだが、自分が中学生のときだったはるかむかしから同じような感じだった日程が変わるというのは感慨深い。
そう、入試のたてつけはそうそう変わらないものなのだ。
  
  
  
  
  
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そういう意味では今年から始まったWEB出願は大きな変化だった。
特色化選抜導入と廃止から現行制度導入ほどの変化ではなかったが、それでもそこそこ大きな変更だった。
実際問題としてやってみて分かったのは特に出願変更期間の風景が変わったということだ。
WEB出願だったから大幅に簡単になってたくさんの受検生(受験生)がどんどん変えて・・・とかではない。
変動人数は紙による出願だった従来と変わらないぐらいだったように思う。
出願変更を土日も受け付けるというたてまえながら、土日の出願者数の発表がないばかりか、いざ手続きをする際にも(間違いを防ぐためだと思うが)中学校とのアナログなやりとりも残していたようなので(これは中学校によるのだろうか)、受検生(受験生)にとっては実質的な受付日は大きく減ったも同然だった。
変更した人、変更を考えていた人にとっては実に窮屈な日程だったに違いない。
このあたり、来年以降は改善点だと思う。
出願変更期間は土日も変更を受け付けるといっても、中学校とのアナログなやりとりは平日にしかできないのだから、平日の受付日をもっと増やすなどの対応が必要だろう。
そして出願者数の変動も分からないようでは土日は受付日であって受付日でないようなものだ。
出願変更は基本的におすすめしているわけではないので・・・ということなら、もっと進路希望調査の数字を頻繁に正式に公表して考えられる期間を増やした方がいいのだろうと思う。
  
  
  
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今は1月にしか公式には出していない進路希望調査の結果(最終回だけが公式に出ている)を12月集計の1つ前の回も広く公開するだけでだいぶん違う。
どういう形であれ、受験生(受検生)がじっくり考える時間が持てるとよい。
県教委が来春の入試日程を通常通り4月に発表したらそのあたりの検証はなく今年通りの日程の流れを発表するのだろうし、日程の発表そのものが遅れたら、今年を踏まえての検証作業が行われているということだと思う。
県教委は目立つトラブルもなくWEB出願システムによる出願を受け付け終えたことにほっとしているところだろうが(まだ合格発表や得点開示などがシステムがやることととして残っているが)、この点は是非検証して来年以後に生かしてほしいところである。
  
  
  
  
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さて、話がそれたが今日で中3の授業は終わり。
私が倒れたときに小6だった子たち。
万感の思いを持って送り出す。
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