我々の仕事にとっては今日が正月のようなものです。
幸せな正月を迎えられたことに感謝します。
昨年の低倍率とは打って変わり、塾生が受けた高校はすべて定員オーバーでしたが、よく頑張ってくれました。
ありがとうございました。
さあ、彼らも私も新しいスタートです。
昨年まではネットでの番号掲示で確認をしたので、現地での確認はしばらくぶりだったのですが、受験生(受検生)はWEB出願システムで合否も確認できるようになって現地の様子が変わりましたね。
今日は北高から順に回ったのですが、午前9時ちょうどに昔のように合格者掲示に群がる子もいましたが、その数は明らかに数年前よりも少なかったです。
車の中で待機してWEB出願システムで合否を確認してからという子もみかけました。
同じようにWEB出願システムを導入した他県の中には、現地での番号掲示をやめたところもあるとか。
そうなると私たちは本人から報告をもらうしかなくなりますね。
今日も発表の瞬間、歓喜に沸く子たちをたくさん見ました。
怖いから現地に居合わせたくない子はWEB、現地で歓喜の瞬間を味わいたい子は番号掲示と棲み分けられるといいですね。
岐阜県が今後も現地での番号掲示も並行して続けるよう希望します(そういう県も他にあるようです)。
WEBでの確認が多くなった効果でしょう。
以前ほど不合格になったお子さんが帰る姿を現地で見なくなった気がします。
といってもやはりそういうお子さんをまったく見かけなかったわけではないのですが。
今日、うちの塾生はみんな合格しましたが、この西濃地区だけでも100人ぐらいのお子さんが残念な結果だった計算です。
(定員割れしている高校が結構あるので単純に定員や出願者を合計するとマイナスになりますが、定員オーバーをしている高校の超過分を足すとそうなります。)
高校入試は社会への入り口ではありません。
それは大学とか就職とか高校を出る18歳のときの岐路。
高校は社会に出る前の準備体操をするところです。
今日、準備体操の会場が希望通りにとれなかったみなさん、本当の最初の岐路は3年後に待っています。
そのときに今度は希望通りの道へ進むことができるよう、是非頑張ってください。
この体験は無駄になりません、というか無駄になるかならないかはここからの生き方にかかっています。
今日のこの思いを忘れず、行くことになった高校で、高校生活をぜひ有意義なものにしてください。
今日、北高に行ったとき、ここでの3年間は充実していたなあとしみじみ思い返していました。
私にとっては小学校の6年間、中学校の3年間、大学の4年間と比べても中身が濃かったように思います。
それじゃいけないんですよ。
この春、高校を出たあなたは大学の4年間を高校の3年間よりも充実させてくださいね。