演習

塾生のみなさんが併願していた私立の合格通知も無事に届き、これであとは公立高校入試だけとなった。
どこの塾でもやっているだろうが、弊塾でも例年この時期に本番に似せた演習を重ねている。
  
  
  
  
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かつてはこの時期だけで60回ほど演習をやっていた時期があった。
各教科60÷5=12回ずつという計算だ。
つまりはテストを12回受けたのと同じだけの演習をやっていた。
演習をたくさんやれば、なるほどいろいろなパターンの問題にあたることができて、特に理科や社会では当てにいかなくても「入試で出た」なんてことも増えるが、後処理が大変だ。
演習はやりっ放しとかやって答え合わせして終わりでは当然意味がないからだ。
消化不良を起こしてしまう。
  
  
  
  
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以前は入試直前の最後の数日を使ってそういう消化不良をすべて解消してきたが、それは中学校の卒業式→公立高校入試という日程で入試前の2,3日学校に行かなくてよかった時代の話。
コロナ禍以降、公立高校入試→中学校の卒業式という順に行われる日程が定着してきた。
未消化の分が積み残しになってしまうと、以前それを解消できた最後の「ボーナスデイ」がない。
それで演習のほうの回数を削って演習の日程に余裕を持たせ、未消化の分が出ないようにしている。
  
  
  
  
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自宅学習には「賢者の石」がある。
今年も必修編(超必修6年分+準必修6年分=12年分の岐阜県公立高校入試問題を編別に編集している)のほか探究編も用意している。
勉強する内容には困らない。
不安に思う瞬間があったらその不安をそれらの学習にぶつけて自信に変えてほしい。
先輩たちもそうやって高校入試を乗り越えてきた。
  
  
  
  
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