新しい交通インフラ、夢がある話だけど。


岐阜県 LRT 次世代型路面電車のイメージ図を初公表|NHK 岐阜県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20250918/3080017100.html
岐阜県は、新たな交通インフラとして岐阜市やその周辺で整備を検討するLRT=次世代型路面電車について、完成した際の路線のイメージ図などを含む資料を初めて公表しました。


岐阜市のLRT構想、県知事が思いつきで言っただけなのかと思ったら(同じくこの前ぶち上げられた「高校生に給食を」という話はその後どうなったか、検討されているのかどうか知らないが話を聞かない)、結構本気で県が取り組みだしたので驚いている。
今はない路面電車の時代を知っている世代には懐かしく、宇都宮など地方都市での成功例を知っている今の世代には胸踊る話かもしれない。
個人的には好きな構想ではあるが(できたらたまに乗りに行きたい)、実際にやるとなったらいったん消えた岐阜市内の路面電車がなぜ廃止される運命になったのか(直接的にはぎふ中部未来博の開催にあわせて車の円滑な交通のために急いで撤去された(というかとりあえず軌道が埋められた)ことは知っているけど)、よく検証した上で厳しめの見通しを立ててやらないと子孫に負の遺産を残すことになるので慎重にやってほしい。
また、さっそく美濃町線がなくなった岐阜市東部の住民から「構想に入っていないようだがこっちにも延ばしてくれ」的な要望があったようで、これも含めてやるとなったらどういうルートになるかは最後まで揉めそうな気もする。
新幹線の駅(岐阜羽島駅)とつなぎたいようだけど、今の名鉄竹鼻線との競合になるので、その点も考えないといけない。
今はまだ構想の初期段階だから、実現するのは2040~2050年ぐらいになるだろうか。
今の中3が30歳~40歳になっている
と思うと遠い先のような、この塾ができた当時の中3塾生が今アラフォーで現塾生の親御さんだということを考えると遠い先でもないようにも思えるか。
果たして。

   

   

岐阜県大垣市の学習塾「賢学塾」です。