岐阜高専の説明会

 今日は午前10時から開催された国立岐阜高専の説明会に行ってきました。
 ウチのような零細塾の場合、高専の志願者が毎年のようにいるわけではないのですが、今年は「興味あり」という生徒が何人か。だからというわけでもなく、来年以後の生徒たちのためにも、こういう説明会にきちんと参加して情報を得ておくことは大事なことです。今日は参加者が少なかったのもあって(同業他塾のみなさんはどうされているんでしょうねえ。知らないだけなのか、それともただ単に面倒なのか。残念なことですね。「進路相談します」という割には進路情報の収集に不熱心なんだなと。近隣の塾で来ていたのは私だけじゃないかな)、いろいろと気になった点を質問することができました(ややしつこかったかもしれませんが)。説明の後には校舎の賢学、じゃなくて見学も(このパソコンのIME、「けんがく」と打つと賢学と出るように調教されておりまして…)。本当にさらっとだったので、来年も参加させていただけたらもう少しゆっくり見たいななどと思いつつ、お昼前には高専の門を出ました。
 思えばこの塾ができたころは高専の場所を説明するのも一苦労でしたが、今はモレラがあるおかげで、「モレラのすぐそばのあそこ」というと生徒にもだいたい分かってもらえます(道路の向かいの岐阜第一高校と取り違えていることもありますが)。普通の高校とはいろいろな面で違うので、強い志望動機とそれなりの学力がある子にしかお勧めできませんが、ものづくりに興味があって将来エンジニアになりたいという子にはとても魅力的な進学先だと思います。国立大学工学部等への編入学もできますし(卒業生の半分弱が国立大学への編入学)。普通科から理系に進んでも一番多い進学先は工学部ですよね。私の母校でも工学部の定員は図抜けて多かったなあ。まあ、文系は小さくなってうずくまっているような大学でしてね…。ただし、それなりの受験準備も必要です。「興味あり」の子たちとは、そのあたりの話をこれからしていきます。
 今年は高専が「トップバッター」になりましたが、今月これから各私立高校も我々を対象とした説明会を開催します。岐阜・西濃地区にある私立高校の説明会には(例年通り)ほぼ出席します。今年は共学化した高校、共学の枠を広げた高校もあり、新しい話もいろいろ聞くことになりそうです。