岐阜新聞テスト・岐阜模試・岐阜全県模試…

今のサイトに引っ越してまだ2か月ほど。
閉鎖した旧ブログが依然として検索に引っかかることがあってもこちらのブログサイトが引っかかるのはまれだったので気楽に書いていたら、最近は模試関係の記事にちょくちょくアクセスがあるようだ。
岐阜新聞テスト、岐阜模試、岐阜全県模試とある中で、どれをうけたらいいのか。
塾でやっている(or採用している)模試をほぼ自動的に受けている子はいいのだろうが、塾に行っていない子は判断に困るだろう。
高校受験界も大学受験界のようになってきた。

  

  

  

岐阜新聞テストが「業者テスト追放」の文科省の方針で中学校で実施されなくなってから30年ちょっとだろうか。
今の保護者の世代がちょうどその追放前と追放後が混じっている感じか。
自分が中学生のとき「追放前」を体験している保護者にとっては今の状況が全く理解できないだろうが、「追放後」もしばらくは岐阜新聞テストのシェアは高かったので追放後の世代でも今の状況はちょっと理解できないかもしれない。
現状を大学受験におおざっぱに置き換えると、
・岐阜模試≒全統模試(塾主催でレベルが高いから)
・岐阜全県模試≒進研模試「のようになろうとしている」(全県模試が岐阜県に来て日が浅く、まだその域には達していないが教材会社主催という共通点がある/学校でやるか塾でやるかの違いはある)といったところか。
岐阜新聞テストは…何だろうな(適当な置き換えが浮かばないので書かない)
はっきり書いてしまうとご自分が中学校で当たり前のように岐阜新聞テストをうけてきた世代の保護者さんはその先入観はもう捨てたほうがいい。
あのころはあれがある意味、入試本番以上に意味を持っていた。
そういう時代とは全然違う。
中学校では受けていない(自分や保護者が申し込んで会場に受けに行った)が周りの子がだいたい受けていたという世代の保護者さんもその先入観は捨てたほうがいい。
今「周りの子がだいたい受けている中3生対象の模試」はこの県にはない。

今後どうなるのかは私にもさっぱり分からないが、現状はそんなところだ。
混沌としている。

  

  

  

全県模試を入れている塾は全県模試を推すだろうし、岐阜新聞テストの協力塾は岐阜新聞テストを推すかもしれないし、某塾は岐阜模試を推すだろうが、弊塾はその3つの模試いずれとも関わりが無い(前も書いたように塾教材会社の全国学力テストを使っている)
そんな立場から客観的に見て
・上位校希望者は岐阜模試
・中堅校希望者は岐阜全県模試?かな。
個人的な意見だが。
難関校希望者が岐阜全県模試や岐阜新聞テストの結果だけで安心するのはちょっと…だし、中堅校希望者は岐阜模試の結果で凹む必要は無い(岐阜模試は難関校希望者でも凹むことがあるようだが)
といったことを参考までに書いておく。
三十数年、高校受験界隈を見てきた人間の個人の見解。