小中学生の学力低下はコロナのせいなのか?


小中学生の学力調査、3年前より得点低下 コロナ影響か 24年度 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20250731/k00/00m/040/134000c
低下の要因について文科省は、調査対象だった中3と小6が新型コロナの影響下にあった20~22年度、それぞれ小5~中1と小2~小4だった点に着目。より基礎的な内容を学ぶ学年で対面授業が減ったほか、臨時休校した場合に授業時数を減らした学校もあり、それらが進級・進学後の学習に影響した可能性があるとみている。


本当にコロナ禍のせいなのだろうか。
ここで比較している3年前の調査でも既にコロナ禍が始まって1年経っており、前年には一斉休校などもあって学校は混乱していたのである。
確かにコロナ禍の混乱の中で小中学校を過ごした世代と言われればそうではあるが、今の教育現場での大きな変化といえば、タブレットが急速に入ってきて利用されていることではないのか。
個人的にはこっちの影響のほうが大きいのではないかと思うのだが、どうなのだろう。
教育の「デジタル化」を推進している文科省がそれを肯定はしないだろう。
コロナ禍を言い訳にできない数年後の調査でそれは明らかになるのだろうか。
その間の児童・生徒は全国規模の社会実験の犠牲者か。
来年以後の成績の推移に注目したい。