ウチの塾の生徒の一人が、
高専に合格した。
本当に、おめでとう。
ところがこの素直にめでたい話が、
先生の手違いによって
何だか訳の分からないことに
なってしまったという話。
今日、高専には行かず
(現地では午前10時発表)
学校で結果を待つ選択をした彼女、
何と中学校の先生から
間違って「不合格」と
言われていたというのだ。
なんでやねん。
高専の合格発表は
ネット上でも見られる。
ただし、現地発表(午前10時)の
1時間遅れだ。
午前11時きっかり、
私は高専のサイトを見て
合格発表を確認した。
彼女の番号は
確かにあった。
間違いがないよう、
何度も見直して確認した。
間違いなく、
そこに番号はあった。
受験票の本物を
見せてもらっているので
番号の聞き間違いもない。
今年、最も厳しい倍率となった学科、
見事に勝ち抜き、
本当によかったと思っていた。
夜、授業があったので
彼女に「合格おめでとう」と
声をかけてあげようと
待ち構えていたら、
やってきた彼女は、
どうも浮かない顔をしている。
そして冒頭の話。
この子はなんてクールなんだろうと
思っていたら、
学校で「不合格」と
言われてしまったために
それが間違いだったと
分かっても、
素直に喜べない様子だったのだ。
聞けば、
先生の間で
彼女の受験番号が
間違って
伝わっていた
ということらしい。
ネットの発表を見た先生が
(我々と同じように午前11時の掲示を見たのだろう)
間違った番号にもとづいて
チェックをしてしまった
ということらしいのだ。
おい!
運悪く今日は金曜日。
明日は大垣市得意の(?)
土曜授業もない。
彼女が実は合格していた
という話は、
月曜日まで
周りには伝わらない…。
それにしても、
何でわざわざ
間違いを誘発するような
伝言ゲームを校内でするのかなと。
本人が現地に出向いて
確認することも
許可しているのなら、
学校に残った子たちも
休み時間かどこかで
パソコンの前に集めて
本人に直接
番号を確認させれば
いいだけのこと。
それが一番間違いないでしょ。
あまりにお粗末すぎる。
私がここまで書くのには
訳がある。
生徒たちに話を聞くと
彼女が落ちたという偽情報が
ずいぶんと広まっていたらしいのだ。
だからここに書いている。
そんなことがなければ、
わざわざ一人の合否について
ここまで書かない。
彼女の名誉を回復するべく
ここに記しておくのである。
それにしても
本当にお粗末な対応だ。
あまり学校のことを
とやかく言わないこのブログだが
今日はちょっと怒ってる。
今までの苦労が報われ
人生初めての合格という
喜びに浸るはずのところ
あまりにかわいそうな一日に
なってしまったのだから。
今からでも遅くない。
喜びを爆発させていいんだよ。
本当によく頑張ったね。