各務原市が夏休み期間を延長というか昔に戻すという話
先日書いた夏休みの取り扱いの話、各務原市が動いたようだ。
例によって岐阜新聞はほぼ全部鍵の向こう側なのだが、ニュースがあったという証拠?としてリンクをはっておく。
岐阜新聞購読中の方は以下の記事をご覧になったほうがいいかもしれない。
小中校の夏休み4日延長、岐阜・各務原市が熱中症対策で 小学校では下校時間も考慮|岐阜新聞デジタル
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/642925
ということだそうだ。
2025年12月17日の中日新聞朝刊(岐阜近郊版)にも「議会だより」として小さく掲載されていた(中日新聞電子版は他地域の紙面も見られる)ので内容を紹介すると
・各務原市が来年度(2026年度)から小中学校の夏休みを7月21日~8月31日にする(4日延長。今年度までは8/27までで8/28始業だった)
・小学校低学年は9月1日から2週間、従来よりも多い6時間授業を基本とすることを検討中(涼しい時間に一斉下校で安全な下校を担保する方向性)
ということだそうだ。
つまりは最近見られた夏休みを短縮して早く始めるという流れからの修正。
ちなみに今年度の夏休み明け最初の授業日は以下の通り。
8月終盤から始めるところが多数派。

上の表の通り、大垣市は8/29始業だが各務原市は8/28始業だった。
それを4日延長する=昔ながらの9/1始業に戻すということ。
さらに私が先日指摘した暑い盛りの時間での下校にリスクがあることが考慮・検討されていると。
特に小学校低学年は5時間授業が基本で下校時間が早い。
それを6時間授業に延長することで酷暑の中の下校を避けようという検討が進められているようだ。
一斉下校になる(上級生と一緒に帰る)ので、それもリスク低減になると(これに関しては暑さ以外の部分だろう)。
ということで、さあ大垣市はどうするかな?という話(まあここまで動きがないようだから動くにしても来年度は変化はないか)。
塾側の立場だけを言えば9月1日開始にしてもらったほうがありがたいのだが(そのぶん夏期講習ができる)、それはさておき今のしくみ自体に問題がある。
前も書いたように8/29開始で8月中は半日授業という今のしくみは、酷暑対策として最悪(敢えて暑い盛りに下校させている)ということはもう一度指摘しておきたい。
8/29からやることを続けるなら半日授業という中途半端はやめたほうがいいのではないか。
8月終盤を休み明けの学校生活に慣れさせる期間ということにするなら、教科授業以外の内容を多くしてゆったり臨めるようにするなどの工夫をすればいいように思うのだ。

