加茂高校にも新校舎

加茂高校にも新校舎ができたというニュースが記事になっていた。

新校舎が完成、広々開放的に　美濃加茂・加茂高で竣工式：中日新聞Web
https://www.chunichi.co.jp/article/1184555
美濃加茂市本郷町の加茂高校の新校舎が完成し、23日に竣工（しゅんこう）式があった。来年1月7日から使用する。
新校舎は全3棟のうち校門正面の第1棟で、鉄筋コンクリート造り延べ約3850平方メートル。旧校舎より約940平方メートル広い。職員室や校長室、三つの理科の実験室のほか定時制の教室などが入る。

県立高校の建て替えについては昭和30年代に建てられた校舎から順に改築していく計画に沿ってここまで動いている。
ここ数年で完成した新校舎は昭和30年代までのものの建て替え。

昭和30年代までにできた校舎はまだそれほど多くなかった。
昭和40年代にできた県立高校校舎が岐阜県全体で80棟以上あるようだ。
県の基準では65年までということらしい（50年→65年にしているので下にあるような「長寿命化」という言葉を使っているようだが）。

2025-60＝1965

1960年は昭和35年。

そこから今年で65年。

ということはこれから10年間で昭和45年までにできた構造物が次々に基準となる65年を迎えることになる。

県の公式文書「岐阜県県有建物長寿命化計画（令和7年3月改訂版）」（この中には県立高校以外にも警察署などの県有建物についても書いてある）でも、県立高校の30校近く（29校かな）で「改築工事を実施する」と記載がある（この中には存廃がどうなるのかという高校も入っているので実際の判断は別だろう。また、既に改築を実施した、あるいは工事中のところもある）。
西濃地区では大垣商業、大垣工業、大垣桜の３校に記載がある。
岐阜地区はもっと多くて、例えばまだ校舎が新しい（といっても改築して15年経つのか）岐阜高校を除く岐阜五校４つに「改築」の記載がある。実際に完成した、または現在工事中のところもあるのはご存知の通り。
逆に言うとその他の高校に「改築」の文字は今のところ、ない。

ない。

つまり、大垣四校で大垣北高以外の校舎が新しくなるという未来は数年先にはまだ来ないということである。
今の新生児が高校生になるぐらいのときにはそういう未来になっているかなというぐらいか。
まあ北高の校舎も新しい新しいと思っていたが、いつの間にもう20年以上が経っていたか。
市内の他の高校が変わらないので際立っているだけで。