健診

前職の頃は会社の集団健診を受けていたが、独立・開校してからは一度も健診をうけていなかった。
会社員は会社がきちんと健康管理する義務を負うが、自営業者は自己管理が求められる。
が、若くして開業した私は自分の身体を過信していた。
「少々の無理も元気な自分なら大丈夫だ」と知らず知らずに自分の身体を追い詰めていた。

その結果がもう4年近く前になる脳卒中(脳幹出血)だった。
高血圧を放置して休みなく働き続けていた人間の当然の帰結であった。

その深い反省のもと、健康管理の重要性を改めて認識し、数年前からは毎年健診を受けている。

今年も受ける。

ずっと健診を受けていれば、血圧について指導を受け、血圧を下げる薬を飲んだり、生活の改善に取り組んでいたかもしれない。
と思ったところで後の祭りなのだが、幸いにして自分は後遺症もなく復帰できたという意味では「後の祭り」にならずに済んだ。
ネット等で見ても、同症の同志は生還できても何らかの後遺症を負っている人が多い。

私のような例は稀かもしれない。

この幸運を無駄にしないためにも健康管理には万全を期す。
幸い、現在は特に異常なところは無い。
標準体型になったこともあり、健康体そのものだ。

…という自分の身体への過信がまたいけないので、ちゃんと健診を受けてチェックしてもらう。