与党の大勝
昨日、衆議院議員総選挙が終わり、自民党(と維新の会)による与党が歴史的な圧勝をした。
ここでは、その結果についての政治的な論評をするつもりはない。
中学生の社会科・公民の学習という観点で見ると、
「参議院で法案が否決され、衆議院で3分の2以上の再可決が行われる」
という仕組みが、リアリティをもって子どもたちに説明できる状況になったと言える。
そもそも国会の存在自体を彼らが知らなければ「リアリティ」も何もないのだが。
2000年代後半にも、参議院では野党が多数、衆議院では与党が3分の2以上という時期が一時的にあったから、感覚的には20年ぶりくらいだろうか。
もっとも、参議院も与党が過半数にわずかに届かない程度であり、実際にこの手続きが頻繁に使われるかどうかは微妙なところではある。
そうした制度論の話はさておき。
教育関連の政策について言えば、先日触れた授業料無償化や給食費無償化について、何らかの事情で進行が止まる可能性は、かなり低くなったと見てよさそうだ。
焦点はただ一つ、年度の開始に間に合うかどうかである。
解散総選挙の影響だと批判されることを避けるためにも、政府は予算全体とは切り離して、急いで処理を進めるだろう。
自民党が3党合意を反故にできてしまえるような政治状況ではあるが、既に予算案に盛り込まれている。
4月スタートに間に合うかどうか。
そのハードルは、かなり下がってきたと言える。

