プレターム1は終了。合格発表は明日。

プレ春期個別講座のプレターム1は今日で終了した。
(書いていて自分でも面倒な名前にしたなと思ったがこれでやっているのだからもう仕方が無い)
3月に入ってから(中3以外は)休講が続いていた状態を何とか打破したいと急きょ企画したこの講座で、久しぶりに中2以下の塾生・お試し生と会うことができ、全員の健康と無事を確認(当たり前なのだが、当たり前なことが幸せなことでもある)
玄関に入って開口一番、「久しぶりに来た感じがする」とぼそっと言った生徒もいた。
そりゃそうだ、2週間も休みだったのだから。
この講座、時節柄不参加でも構いませんとご案内したが、全員が参加。
混乱も異変もなく無事に前半が終了した。
プレターム2は合格発表後に予定している。
それまでの課題も示した。
それが終われば新年度の普通授業開始だ。
そちらは予定通り開始するつもりでいる。
春期個別特訓講座も予定通り実施する。
夕方(というか夜になって)、高専に合格した2人のうちの1人のご家庭からご連絡があり、今から塾に向かいたいとのこと。
お待ちしていたら数分で本人ともどもいらっしゃった。
改めておめでとうございますとご挨拶を。
彼は入試後あまり手応えが無く、自己採点も「拒否」していたので、こちらも結果は厳しいものと予想していた。
(高専入試はマークシート式でセンター試験のように自己採点がしやすく、自己採点結果と実際の結果とのズレも少ない。そのうえ、過年度の合格最低ラインも公式に発表されているから自己採点すればある程度の合否の予想はつくのだ)
しかし実際には彼はきちんと合格していたので私もひじょうに嬉しかった。
特に冬に入ってから、彼はかなり頑張っていたから(その結果は最後の実力テストや塾の学力テストにも出ていた)、この頑張りに応えられない塾だったらいったい何だろうというぐらいの思いを持っていたので、結果が出て何よりだった。
高専は例年、公立の入試日に合格者の登校日を設けているのだが、新型コロナウイルスの煽りでそれもなくなり、宿題等も一切示されず全くの宙ぶらりんとのこと。
とりあえず、春休みの間に中学の英数の復習をきちんとしておこうという話をしておいた。
それで頭を使っておくだけでもだいぶん違う。
それに予習は先取りできる分、スタート時点の気分はいいだろうが、長期的に効いてくるのはやはり復習なのだ。
   
さて、急に企画した(のにみなさんのご理解で無事に行うことができた)「プレ春期個別講座」で公立入試の合格発表前最後の3日間は過ぎていった。
私にとってもひじょうに助かった。
何もしないで過ごすにはあまりにも長すぎたから。
明日はいよいよ合格発表。
入試後の彼ら受検生たちの様子、あるいは一部の子たちの自己採点結果から、今年も大丈夫とある程度の自信は得ているが、こればかりは蓋を開けてみないと分からない。
合格発表、現地に行く派行かない派というのが塾屋の中にもあって、そのどちらが正しいとか正しくないとかは私には分からないが、この塾は開校以来ずっと現地に行く派である。
といっても、何せ人手が足りないので、全部まわって確認し終える頃にはお昼近くになってしまう。
こちらも「全職員総出」で確認作業にあたるが、その前に連絡をいただけるとありがたい、と彼ら受検生たちに1月の段階でお願いしてあるのは例年の通りだ(「ラストスパート総合日程表」の最後はいつもこのお願いで締めくくられている)
ただ、今年は入試当日の「まったり語る会」のお開きのときに念を押すのを忘れていた。
果たしてどれくらい連絡をくれるだろうか。
せっかく連絡してもらっても電話が重なったり現地の電波状況が悪かったりして通じないという事態も例年発生している。
メールやSMSという手段もあるという話をまったり会で彼らにすることを、これまた忘れていた。
去年から2台持ち歩いていて(去年はそれがやや不発気味だったが)、今年も同様の態勢だが、果たして機能するかどうか。
もちろん連絡をもらわなくても先述したように遅かれ早かれ私が確認する段取りにはなっているのだが(今年は受験校が市内に集中しているのでなおさらだ)、合否の確認が早くなればそのぶん万が一のときの次の行動がとりやすくなる。
明日巡るルートと万が一のことがあった場合の行動計画を決めたメモをかばんに入れ、帰宅する。
冒頭書いたように、万が一の可能性は状況的に低いはずだが、受験を取り扱っている以上、常に何が起こるか分からないという態度で行動しなければならない。
想定外のことは常に起こり得る。
その緊張感は忘れてはいけないと常々肝に銘じているところだ。
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