先日の中2社会の歴史の授業で「宗教改革」を取り扱った。
大航海時代と宗教改革は今回のテスト範囲でもあった。
ローマ教皇が代わったばかりなのでちょっと話しやすいかなと思ったが、彼らの関心は薄く・・・
ずいぶんむかし、まだこの塾ができて10年も経っていないころ、授業の最初に「時事問題クイズ」をやっていた時期もあった。
授業時間が潰れるのがもったいなくてやめてしまったが、あれをまたやりたいぐらいである。
毎年のことだが「カトリックの教会は大垣にもあります。大垣北スイミングの隣にある教会が~」と話すと、彼ら塾生の多くが「あー」という反応をする。
スイミングスクールという、彼らの多くにとっては比較的身近な存在の隣に、十字架を掲げる目立つ建物が建っているわけだから彼らにも分かりやすいのだろう。
ところがルター派はそういうわけにはいかない。
大垣のルター派(ルーテル教会)の位置は説明しても彼らには分かってもらえないことが多い。
もっとも今はGoogleマップでストリートビューを表示するという手があるのだが、それでも分かってもらえない(国道258号線のあの辺りに行く生徒はあまりいないのだろう)(と書いて今年は時間もなかったのでそこまでやっていないことに気付く)。
岐阜県内の私立高校で言えば、聖マリア女学院がカトリックで済美がプロテスタントという話もするのだが、中2だと分かる子と分からない子がいる感じだ(彼らは聖マリアの名前を聞くと「あー」となることが多いが済美は微妙。学校の規模から言ったら聖マリアの方が小さい上に場所も遠いのだが、中学校があるかないかの違いなのだろうか。それとも名前のインパクトか。このあたりは不思議)。
大学で言えば・・・となると彼らはほとんど食いついてこないのだった(だから話さない年も多い)。